↑助光刀匠の弟子:見習いホーリー氏の兜割チャレンジ
↑以前ヤフオクで買ったもので、助光刀匠の所に伺った時にお土産に持って行きました。機会があればぜひ兜割をやってみて欲しくて。
レプリカではなくて実物のリペイント品と書かれていました。
正式名称「90式鉄帽」
購入してから気が付いたのですが、これ普通の鉄ではなくてクロムモリブテン鋼という特殊鋼でした。玉鋼は普通の炭素鋼なので理論上は絶対に斬れません。鉄兜持ってみて「あ、これ無理だ」とすぐに感じました。質感的に。
しくじったな~と思ったのですが、せっかく買ったのでお渡ししてみました。
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今回、刃こぼれはなく刃がまくれて潰れただけのようです。
いわゆる「もろい美術刀剣」「ガラスのような刀」と違って粘りがあり、実戦的に優れた刀身なのではないでしょうか。とても良い結果だったのではないかなと思います。
前にYouTubeで鹿の角に打ち付けて大きく刃が欠けた刀の動画を見たことがあるのですが、そういう刀に比べれば武具として優秀だと思います。見習いの人が作る刀身はどのみち切断・破棄しなければならないそうなので、そのうち破壊試験なんかもしてみて欲しいところであります。
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