拵え入りの刀を買う前の事ですが、
「帯に刀差して落ちないのかな?」
と素朴な疑問を持っていました。
実際に刀をベルトに差してみると栗型がベルトに当たって止まるので刀が落ちる事はありません。ちょうど良い感じで落とし差しになります。むしろ素晴らしい安定感です。和服と帯でもちゃんと栗型で止まるのでしょう。
しかし、絶対に落ちないとは言えないような気もします。
暇だったので下緒で腰から絶対に落ちないように結んでみました。
単純な事で下緒に結び目を作ってたすき掛けにして首にかけるだけの事です。
結び目の位置をちょうど良い位置に合わせます↓
これなら仮にベルトなり帯からズレても落ちません。
しかしこんな風に下緒を結ぶような事はないと思いますので全くの邪道です。私のただの暇つぶしです。
↑そのまま鞘に巻き付けています。
まあそんな事はどうでも良くて、、、はじめは人絹の下緒で色々と結びなおしたりしていたのですが、やってるうちにほつれが出てきてしまったのです。
シトドメをつけると下緒が切れやすいというのは見た事があったのですが、私の刀はシトドメはつけていません。何かと人絹の下緒は良くないです↓
写真の下緒は正絹です。ただ色が思っていた赤色と違ったので人絹の安い下緒を買って見て色々試していました。しかし、改めて正絹は良いです。というか人絹はダメです。良い人絹の製品もあるのかもしれません。でも、安い下緒なら人絹よりも木綿の方が良いかもしれません。機会があれば木綿の下緒を購入してみたいと思います。




