昨日書いたように、自民党参議院議員の山田宏氏の事務所に「古い日本刀が外国に売られるのを禁止する法律を作ってください」という旨のメールを送りました。
もし賛同される方がこれを見ていたら、同じように是非とも政治家に陳情してみてもらえないでしょうか?
現在の登録刀は約250万振。もし日本刀の国外販売のルートが確立してしまえば、今後50年で100万振を超える日本刀が永遠に日本から失われてしまうのではないかと危惧しています。
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元々、私は古い日本刀が外国人に買われる事をさして気にしていませんでした。きっとこのブログでも古い記事にはそんな事を書いていると思います。
日本刀は250万振もあるし、保護されるべき刀はちゃんと保護されているから。
しかし当時と状況が大きく変わってしまいました。円安とインフレです。
このブログを書き始めた頃、2020年頃はまだ1ドル105円くらいでした。それが2022年のウクライナ戦争から状況が急変しました。急速に円安が進み今や1ドル160円。その影響で日本でもインフレが進みましたが、世界は日本よりも遥かに高いインフレ率になりました。
外国人から見て、日本の物価は恐ろしく安くなってしまったのです。さらに深刻なのは、これが一過性の相場変動に止まらないないという点です。
構造上の問題から、今後も円高には振れにくいです。
昔は日本に輸出企業がたくさんありました。企業は外国にモノを売ってドルで受け取る。そのドルを円に替えて日本で投資に回す。これが昔の日本。ドル売り円買いの構造があったので円高になりやすかった。
しかし、今はそれがない。輸入に頼るばかりなので常に円売りドル買いの圧力の方が強い。だから今後も円安が進む可能性は高い。
仮に円安が進まなくても日本のインフレ率は外国よりも低くなりがちなので、相対的に日本の物価は外国人にとって安くなり続けます。
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こうなると、古い日本刀が外国に流出していく流れ・構造が出来上がってしまいます。その方が儲かるのだから、日本人の刀剣商がどんどん外国に売ってしまいます。
海外への販売は現在の老舗の経営者には敷居が高くても、次の世代・デジタルネイティブな世代の刀剣商にはとても簡単で敷居が低い。
私も個人輸入で買物をした事がありますが、とても簡単です。50代以下の人なら簡単だと思うはずです。Amazonで買い物するのと大差ありません。出品も同様でしょう。
日本人が売るだけならまだ良いのですが、中国人が目をつけて本気になれば市場が刈り尽くされて焼け野原になります。
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昔のように、外国のお金持ちのマニアに細々と古い日本刀が買われる分には目くじらを立てるような必要はないと思っていました。同様に武道家の試斬なども。古い日本刀は大量にあるからです。
しかし、国外販売のルートが確立されて常に大量の日本刀が国外に流失していくとなれば話は別なのです。数が違います。数万振りの刀が国外に流失してもおかしくありません。それこそ、今後50年で日本刀の半分が国外に流れて永遠に日本から失われる事態になりかねません。
いま法律を作ってそれを禁止しなければ。
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飢餓輸出というものがあります。
国内が飢饉で国民が餓死していても、外国人が食料を高く買ってくれる場合には商人は国内に食料を売らずに外国人に売ります。同じような事が日本刀にも起ころうとしています。
もし日本がコメ不足に陥って国民が米を食べられない時に商売人が米を外国に売っていたらどう思うでしょうか? 日本人が米を食べられない時に外国人に米を売って日本米の美味しさを広める事に意味があるのでしょうか?
今後の日本経済を考えると、古い名刀から微妙なレベルの新刀・新々刀まで全て外国人に売られていく事でしょう。ちょっと日本のアニメや漫画で刀に興味を持った程度の外国人に買われます。安いから。
自分が商売人なら日本人よりそんな外国人をターゲットにして売ります。高値で売れるから。
↑現状は既にそうなりつつあると思うのですが、いま法律でそれを止めなければ古い日本刀が永遠に日本から失われてしまうのです。
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ということで、もし同じように危機感を持つ人があれば是非とも政治家に陳情してみてもらえないでしょうか? 数は力です。
陳情の方法など私にもわかりません。
とりあえずメールなりSNSで連絡してみるなりするしかないと思います。
何でも良いのでまずやってみる事だと思います。
自分達が動かなければ世界は変わらないのですから。
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