EH10のある街
子供の頃、家の近くの国鉄摂津本山駅で貨物列車を眺めていると、青とクリーム色の電気機関車に混じって真っ黒な車体に黄色いラインの入った機関車がやって来ることがあった。
EH10という機関車で、東海道本線が全線電化された時に導入されたらしい。子供心にはあまりに武骨なデザインで、ちょっと怖いという印象を持つ機関車だった。
この機関車、私が駅で眺めていた時から間もなくして引退し、大阪の公園に保存されている一両が現存する唯一の車両だそうだ。
一度この車両を見に行きたいと思っていたが、淡路に用事がある事はまず無い。
先日、近くまで行く用事があったので、無理矢理ついでを作って見に行ってみた。
話には聞いていたが檻のような目の細かいフェンスに囲まれていて、非常に見辛いものであったが、大人しく再会を喜ぶこととする。
しかし、阪急淡路の駅前、阪急の高架化と、城東貨物線の旅客化工事が着々と進んでいると聞いていたが、中々の再開発ぶりであった。こういう過渡期の街、非常に楽しい。
本来機関車を見に行く予定のはずが、いつも通りの街歩きになってしまった。


