樅ノ木は残った | 恵美酒吉外備忘録

樅ノ木は残った

と、いうタイトルを付けてみたが

小説とは全く関係ない話であることを

先にお詫びしておく。


以前、埠頭の事を書いていると

何となく嘗て住んでいた神戸の事が

懐かしく思えてきて、大阪に出るついでに

神戸まで足を伸ばしてきた。


大阪で用事を済ませ、難波相合橋の

正宗屋にて軽く景気づけをして、三宮行きの

快速急行に乗り込む。


考えてみたら難波から、神戸まで直に行けるとは

今更ながら時代は変わったものだ。

子供の時にはすでに西大阪延伸線の計画はあったが、

工事は中断されていて、幻の計画だと思っていた。


最寄り駅の阪神青木駅に降り立ったのは

阪神大震災以来ではないかと思う。


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まずは海辺の方に向かったが、阪神大震災で

焼失した場所が多く、嘗ての面影は無い。


以前「東神戸フェリーターミナル」として賑わっていた場所は

現在ショッピングセンター になっていて、もはや昔とは違う

場所になっていると思っていた・・・が、


正面に見える建物に「KFC」のマーク、

もしや、と思い近づいてみると、入口に

「神戸フェリーセンター」の文字。


建物は残っていた。思わず感慨に耽って

建物を眺めていた。


少し進むと、昔友人の家に行くときに不思議に思いながら

通った、フェンスのトンネルのある道も残っていた。

正直これだけで満足できた。思い出は残っている、と。

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今回思ったのは、子供の時に大きく感じた建物や道路が

大人になってみると非常に小さく感じること。

それだけ成長したという事なのだろうが、

縦だけではなく、横への成長が著しいのは

由々しき問題であるな・・と。