女部長が1人で牛耳ってるこの施設ですが、
実は1ヶ月ほど前に、
「あれ…?これってもしかして?」と気づいた事があった。それは部長の運営のやり方が私も16年前から大変勉強させてもらい色々相談にものって頂いた事もあるあの高口光子先生のリーダー論そのまんまやなと。先生は2005年に出版されて当時私もワクワクしながら買いに行ったもんである。それから続編も出され現場に使えそうなものは活用し、アンプル剤的に職員のモチベーションも向上さして頂いた。


部長に時間を取ってもらい直接聞いてみた。
ここの施設は高口ケアを目指してるのか?と。
私のケアの原点は三好春樹先生や高口先生や
青山先生や、生活介護研究所の先生方とめぐり会えたから、介護がめっちゃくちゃ面白くダイナミクス性にひかれた。だからここまで介護の仕事がやって来られた。部長の築いてこられたここの組織作りは高口先生の組織論そのまんまですよね。それを目標にされるのなら正直今の現場は高口先生の組織論の形だけをバコーンと作ってしまって、肝心なそれをやる目的がないまま落としてるから現場のみんなは混乱している。ここの主任てどんな仕事してるの?副主任は?リーダーは?誰に聞いても「知らん」「解らん」と返ってくる。だから簡単な食事変更の処理ですら処理もされてなかったり…。高口ケアの真似が悪いとかそうでなく、真似て学ぶ事は価値があるんですけど、真似を真似しただけでは現場は変わらない。私は今、めっちゃくちゃここが変われるチャンスやなと思ってるんです。ほぼみんな主任、副主任に不満をもっている。だから主任、副主任の立候補を募集するんです。私ならこうしていきたい!私が主任になって現場を変えます!って出てくると思うんです。先日骨折重大事故がありましたが私は利用者さんに痛い思いは絶対にさせません!とか、利用者さんに満足してもらえるいい入浴業務をしたい!とか何でもいいんです。それに合わせて委員会活動を動かして、みんなが主体となってやっていくから達成感も得る。それが浸透されここの施設のみんなが誇りに思う入浴業務が出来上がるんです。みんなが誇りに感じると一体感が生まれます。ここの施設職員みんなの絆のような…。誇りを持てると施設で働いてる事自体にも誇りが持てる。楽しくなる。これが次の世代、次の世代に引き継がれて歴史になっていくんです。どうですか?

と、話してみたが、部長は慌てて
おもいっきり全否定された。
え?何?何の本?
リーダー論とか見たことないわ💦💦と。
私、リーダー論なんて話してないのに
向こうからボロ出してバレバレやがな…と
思いながら、私は高口先生に働きに来ないかと
誘われた事もあると話すと、顔色変わりながら私が1人で考えてやってきた💦💦と繰り返して話されるばかり。再度真似る事は悪くない。
ただ真似ただけでは結果はでないと思いますよと話して終わらした。

で、次の日の朝の申し送り時に部長が、
びーとるさん、もっと前に座って。
誰かびーとるさんにちゃんとした椅子に
座ってもらって!と。
周りのどうした👀?感がひしひし。

ただ本当の問題は
この部長が全てを決定している事に
事務長が口出し出来ないんだろうなという事。
部長は介護素人の事務長に私がまとめるから(高口リーダー論の本があるから同じようにやっていけばなんとかなるやろ♪)だから私を部長にさしてくれ。とやる気満々で頼み込んだ。頼み込んだというのは部長本人からも聞いている。事務長は僕はマネジメントをやる。じゃ、介護や現場は君に任した。そんな感じだろうと思う。事務長は事務長で独特のビジネス的マネジメントを突っ走ってるしトップ方もやりたい事やってバラバラな方向に向いていてまとまり感のないこと…。トホホ。


そんなマニュアル本通りにするだけでええなら、日本中ええ施設だらけになるで候じゃ💢。