MGCファイナルチャレンジ女子最終戦となる名古屋ウィメンズマラソンが、きょう(10日)9:10にバンテリンドームナゴヤで号砲されます。1月28日の大阪国際女子マラソンで前田穂南選手が設定記録の2:21:41を上回り、2:18:59の日本新記録を樹立しました。名古屋ウィメンズマラソン出場のランナーがパリオリンピック日本代表をつかむには、2:18:58以内をマークして、前田選手の記録を上回ることが必要です。

 

名古屋ウィメンズマラソンに招待選手として参加する日本人ランナーは、鈴木亜由子、加世田梨花、安藤友香、渡邉桃子、大西ひかり5選手だそうです(同マラソン公式サイト、3/9アクセス。細田あい選手は欠場)。最も速い自己ベストを持つ選手でも2時間21分台のタイムですので、オリンピックに行くには自己ベストの大幅更新がマストという状況。もちろん、日本人同士の争いにも勝つ必要があります。ペースメーカーは6名中4名がケニア人ランナーだそうですので(日本陸上競技連盟公式サイト掲載のエントリーリスト、3/9アクセス)、気象条件に恵まれることと、ペースにうまく乗り切れることができれば、記録も勝負も狙いにいけるのではと考えられます。

 

パリオリンピック女子マラソンの日本代表争いは、どんな形で決着するでしょうか。