甲斐駒ヶ岳(2967m)(第1回目~第3回目)

甲斐駒ヶ岳は、南アルプス国立公園内の赤石山脈(南アルプス)北端の山梨県北杜市と長野県伊那市にまたがる山である。峻険な山容をもち、半ば独立峰のような姿勢で屹立する。この山への一般的な登山道は長野県側の北沢峠から駒津峰を経由して山頂に至るものであるが、本来の登山道は山梨県側の駒ヶ岳神社から黒戸尾根を経由して標高差2200mを登って山頂に至るルートである。


駒津峰への登りの途中から甲斐駒ヶ岳の山容を眺める。



第3回目
登頂日:2015(平成27)年10月12日(月)
天候:快晴
同行者:ケルン山の会のメンバー7名
コース:仙水小屋~駒津峰~(直登)甲斐駒ヶ岳山頂~黒戸尾根~竹宇駒ケ岳神社
所要時間:14時間34分

仙水小屋発:4時35分
仙水峠:5時28分


(仙丈岳)


(北岳)


駒津峰:7時12分


(六方石付近)


甲斐駒ケ岳山頂:9時05分


(黒戸尾根を下る)


(赤石沢奥壁を望む)


(後来迎場手前の広場で休憩)


後来迎場:11時30分


七丈小屋:12時30分
五合目小屋跡:14時00分


刃渡り:15時21分


笹平:16時57分


竹宇駒ヶ岳神社着:19時09分


(感想)
早朝仙水小屋を発ち仙水峠、駒津峰を経て直登コースを登り山頂を目指した。朝のうちは風が強かったが快晴で仙丈岳、北岳、鋸岳等の山容を眺めながら4時間30分を要して山頂に着いた。山頂で大展望を楽しみ、記念写真を撮った後、黒戸尾根を下り竹宇駒ヶ岳神社に向かったが予想以上に時間を要し19時過ぎにようやく下山した。長い一日であったが同行のメンバー全員が無事下山できて安堵した。

 

第2回目
登頂日:2014(平成26)年7月25日(金)~7月26日(土)
天候:快晴
同行者:なし
コース:竹宇駒ケ岳神社~笹ノ平~刃渡り~五合目小屋跡~七丈小屋~御来光場~山頂~駒津峰~双児山~北沢峠
所要時間:一日目8時間、二日目8時間15分
リンク:地理院地図

7月25日(金)
尾白渓谷駐車場発:4時14分


竹宇駒ヶ岳神社:4時23分


吊橋:4時27分


笹の平:6時50分


(散歩道のようなゆったりとした山道)


刃渡り:9時09分


刃利天狗:9時42分


五合目小屋跡:10時39分


(長い階段)


(山道に架かる橋を渡る)


(やや危険な感じの鎖場。ここ以外にはこのルートに危険な個所はない。)


七丈小屋着:12時14分
(この少し先の七丈第二小屋に宿泊)


7月26日(土)
七丈小屋発:3時40分


(御来光を仰ぐ)


御来光場:4時56分


(赤石沢奥壁)


(鉄剣)

 


駒ヶ岳神社本宮:6時31分


北沢峠分岐:6時33分


山頂着:6時38分


(山頂で絶景を楽しむ登山者たち)


(北岳)


(仙丈岳)


(鋸岳)


(黒戸尾根を望む)


山頂発7時27分


六方石:8時38分


駒津峰:9時25分


(駒津峰から甲斐駒ヶ岳の山容を望む)


(双児山からの登山者の集団)


双児山:10時21分


北沢峠着:11時55分


(感想)
15年振りに2度目の甲斐駒登山を果たした。今回は黒戸尾根を登り1泊2日の行程で山頂に至り、北沢峠に下山した。天候にも恵まれて会心の山行だった。

 

第1回目
登頂日:1999(平成11)年10月10日(月)
天候:快晴
同行者:妻
コース:(初 日)北沢峠~仙水小屋(泊)
    (二日目)仙水小屋~仙水峠~駒津峰~六方石~甲斐駒ヶ岳山頂~魔利支天分岐~駒津峰~双児山~北沢峠
所要時間:8時間15分(二日目)
リンク:地理院地図

仙水小屋発:4時15分
仙水峠:4時55分
(甲斐駒ヶ岳が現れる)


(仙丈岳)


駒津峰:6時40分


山頂着:8時12分


(駒ヶ岳神社奥宮)


(雲海の向こうは秩父連山。手前に駒ヶ岳神社奥宮。)


(鋸岳)


(北岳)


(地蔵岳の先に富士山)


山頂発:8時45分
(稜線の紅葉)


駒津峰:10時10分
(駒津峰付近から仰ぐ甲斐駒ヶ岳)


双児山:11時03分
北沢峠着:12時30分
(感想)
終日快晴に恵まれて最高の登山ができた。仙水小屋を早朝4時過ぎに出発したので、北沢峠には12時30分に帰ってくることができ時間的にも余裕のもてた山行だった。機会があれば黒戸尾根から山頂を極めるルートにも挑戦したいものである。