先日、若者と話していたとき。
その若者がスマホを見ながら
「これ見てくださいよ」
とスマホを僕の目の前に差し出しました。
見やすいようにとスマホを僕の目の前に持ってきてくれたのですが…
何も見えない…
そう、老眼なので目の前に持ってこられると見えないのです(笑)
本屋さんなんかでも、棚に近づき過ぎると本のタイトルが見づらくて…。
皆様もそんな経験をされてますか?
「あぁ…老眼…」と思うのですが、そのたびに思い出すお話があります。
子どものための施設で働く年配の女性がいました。
その女性がある日老眼鏡をかけて仕事をしていました。
すると、子どもの一人が
「先生、メガネかけてるの?」
と聞いてきたので、その女性は
「老眼鏡よ」
と半ば投げやりに答えました。
それを聞いた子どもは、
「良かったね!老眼鏡がかけられるまで生きられて」。
その施設には、大人になるまで生きるのは難しいと言われている子どもたちがたくさんいたのです。
そうなんですよね…老眼になるまで元気に生きていられる。
これほど有り難いことがあるでしょうか。
老眼はある意味、生きてきた勲章のようなものですね。
有り難みを感じながら生きていかないと罰が当たりそうですね。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
