おはようございます!
「お布団に入る前は、ちゃんと体を浄めるものですよ」。
これは、『女子の品格』の著者、石川真理子さんが祖母から教えられていたことです。
布団に入る…つまり、眠るという行為は、「毎晩繰り返される一種の『死』」と受け止めていたのです。
「もし、眠ったまま目覚めなかったらどうしよう…」
そんなことも小さい頃から感じていたそうです。
それ以来、彼女は毎晩の眠りは、死を迎える練習とも受け止めていて、
「お布団に入るか、お棺に入るかの違いかな」
などと思っていたそうです。
そうなると、どうしたって浄めておきたくなり、きちんと身体を浄めてから眠る習慣が自然と根付いたのだとか。
「この肉体は、いうなればお借りしたもの。誰かに貸して差し上げた物が、ぼろぼろの状態で返ってきたら、何と思うでしょう」。
んー確かにそうですね。
眠りに入ったら、翌日必ず目覚めるという保証はどこにもありません。
そして、僕たちの肉体はあくまでもお借りしたもの。
そう考えたら、綺麗にしてお返ししたいって気持ちになりますね。
身の回りはもちろん、自分の身体だけでなく、心も浄めて眠ることは、神様に対する一つの礼儀なのかもしれません。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
