おはようございます!
梅雨本番…
今日も雨か…なんて思う日が増えるんでしょうね。
ちょっと雨で憂うつになったら、つぎの文章を読んで見て下さい。
「誰かさんが涙を流しています。
涙は、ぽろぽろと落ちて、蒸発していきます。
するする、ゆらゆらと空に飛んで行きます。
ずーっと飛んでいって空の向こうへ行き、しずくに変わって雨になります。
いま降っている雨の中には、およそ80年前に泣いた人の涙が含まれていると言います。
だから、空から降ってくるしずくには、いろんな人の歴史が入っているのです。
今日流したあなたの涙は、80年後の未来の人の上に…。
『宇宙の風に聴く(佐治晴夫:著)』より引用させてもらいました。
80年前の人が流した涙…
時代にして1939年。
第二次世界大戦が始まった年ですね。
おじいちゃんやおばあちゃんがきっと苦労していた時代でしょう。
そんな苦労の中で流した涙が、今の雨には含まれているのです。
梅雨のこの時期、大好きだったおじいちゃんやおばあちゃんのことを思い出すと、雨の見方も変わります。
ご先祖さまがいてくれたから、今の自分がいる。
そんなことを感じながら過ごしていきたいと思います。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
