おはようございます!
小学校3年生の男の子が学校から泣きながら帰ってきました。
お母さんが理由を聞くと、
「友達にからかわれた」と…。
この子のお父さんは、市の清掃局で働いているのですが、ゴミ回収をしているのを見た友達が、「ゴミ集めおじさん!」とからかったそうです。
その子は泣きながらお父さんに言いました。
「どうしてお父さんはゴミ集めの仕事なの?かっこ悪いよ。友達のお父さんは銀行で働いてるのに…」
するとお父さんは、
「確かにお父さんの仕事はかっこ悪いと思ったかもしれない。でも、誰かが必ずしないといけない仕事なんだよ。誰もやらなかったら、町中がゴミだらけになってしまうだろ?
今のお前にはわからないかもしれないが、いつかきっとわかるときが来る。だからお父さんのせいでからかわれても気にするな」
後日、男の子は、父の日に学校で書いた手紙をお父さんに渡しました。
「お父さん、毎日お仕事がんばってくれてありがとう。この前はごめんなさい。お父さんががんばってくれているから町がきれいなんだね。お仕事をしているお父さんは、やっぱりかっこいいです」
子どもからみれば、かっこいいか悪いかで見てしまうのも仕方ないかもしれません。
でも、改めて思います。
大変なゴミ収集のお仕事だけでなく、どんな仕事も携わってくれている人のお陰で僕らは快適に暮らしていけるのです。
感謝の気持ちを忘れず、また、自分の仕事も誰かの役に立っている。
そんなプライドを持って取り組みたいですね!
今日も最幸の一日をお過ごしください!
