おはようございます!
ひすいこたろうさんから教えてもらったお話です。
作家の五味太郎さんという方のエッセイが、ある私立中学の試験問題に出されたそうです。
試験問題の場合、学校側は作者に許可を取らなくても、勝手に使っていいそうなのです。
その代わり、試験後に通知をしなければいけません。
試験が終わり、試験担当の先生が五味太郎さんの元へ挨拶に行き、試験問題を置いて帰ったそうです。
試しに五味さんが、その試験問題を解いてみたところ…
なんと68点…
「この部分の作者の意図をA~Dの中から選べ」という問題では、自分の気持ちがA~Dの中になかったそうです。
「…」
仕方なく、一番近そうなやつを選んだら、なんと不正解。
「…」
その中学の合格ラインは85点。
つまり五味さんは不合格なのです。
自分の気持ちを聞かれたテストで不合格…
テストがいかにいい加減…とかではなく、人の気持ちを理解するのは、それだけ難しいってことなのです。
理解できなくても、理解してもらえなくても、それはある程度仕方のないことなのかもしれませんね。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
