おはようございます!
こんな場面を想像してみてください。
バス停でバスを待っています。
でも、バスは時間になっても来ません。
約束の時間に遅れそうだ…
駅までは距離があり、歩くわけにはいきません。
クルマの通りもなく、タクシーも来る気配すらありません。
さて、どうしますか?
まずは、約束の相手に連絡をいれ、遅れそうだと伝える。
それは当然として、バスを待っているとき、どんな気持ちになるでしょう?
イライラする?
バス会社に電話して、怒鳴る?
いえいえ、バスを待つしか手がないのであれば、バスを待つしかないのです。
つまり、コントロールできないことは、仕方ない、と諦めるしかないのです。
コントロールできないことにエネルギーを使うのではなく、コントロールできることにエネルギーを使う。
バスが来ない…これは自分ではコントロールできないこと。
それであれば、バスの待ち時間を本を読んだり、自然を眺めたりして有効に使うのです。
松井秀喜さんは、大リーグで調子が悪い時、マスコミやファンからバッシングされました。
そのことについて、こう尋ねられました。
「いろいろバッシングされてますが、どう思いますか?」
これに対しての彼の答えは、
「自分のコントロールできることに集中するだけです」
周りの雑音はコントロールできないけど、自分のことはコントロールできる。
そして、その通りにスランプ脱出のために一心不乱にバットを振って練習したのです。
電車が遅れ、駅員さんに文句いう人が時々いますが、そういうところにエネルギーを使うのはもったいないし、何も生み出さないのです。
コントロールできないことより、コントロールできることにエネルギーを集中する。
その方がイライラしなくて済むし、生産性も上がりそうですね。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
