おはようございます!
ひすいこたろうさんから教えてもらったお話です。
世界のHONDAを作り上げた本田宗一郎さん。
彼は、小さい頃からお父さんにこう言われて育ったそうです。
「宗一郎、この世の中で大切なものは、お金でもなければ、地位でもない。他人に迷惑をかけないこと。これが一番大事なことなんだよ」
彼は最後まで、この教えを守りぬきました。
彼が亡くなったとき、お通夜は行われなかったそうです。
なぜかと言うと、彼は生前家族にこう言っていたそうです。
「自動車をつくっている者が、大げさな葬式を出して交通渋滞を起こすような愚は避けたい。もうすぐお迎えが来るが、何もするな」
お父さんの教えを最後まで守ったんですね。
彼が亡くなる2日前の真夜中。
奥様にこう頼みました。
「自分を背負って、病室の中を歩いてくれ」
奥様は点滴の管をぶら下げた宗一郎さんを背負い、病室の中を歩いて回ります。
そして、奥様に「満足だった」という言葉を残してこの世を去りました。
「女房には、まるっきり頭が上がらなくて」
これが彼の口癖だったそうですが、唯一迷惑をかけることができた人…
それが奥様だったのではないか…
病室で背負われているとき、彼は奥様
に「ありがとう」と伝えていたのではないか…
きっとそうだと思います。
それにしても、「人に迷惑をかけない生き方」…
さすが世界のHONDA。
自分にはできるかな?
今日も最幸の一日をお過ごしください!
