おはようございます!
長野県と新潟県の県境。
このあたりは豪雪地帯です。
郵便を配達する人は、なんと徒歩で配達をするそうです。
この郵便配達のお仕事を70歳ではじめ、90歳まで続けていた清水咲栄さんという女性がいらっしゃいました。
豪雪地帯での郵便配達を90歳になるまで続けていたなんて…すごいの一言です。
ご主人さんを事故で亡くされ、娘さんにも病気で先立たれ、ご自身も仕事中に何度か危険な目にあったそうです。
それでも仕事を休んだのは娘さんが亡くなった日だけ。
それほどまでに仕事を続けてきたのは、ある人から言われた言葉が励みになっていたからだそうです。
「誰かの笑顔を、この山に住む人々に届け、一緒に喜ぶこと。
誰かの悲しみを、この山に住む人々に伝え、一緒に涙すること。
それがあなたの仕事」
さらに、清水さんはこう振り返ります。
「こうして振り返ると、人生というのはいいことよりも悪いことのほうが多いものなのでしょう。
しかし、四季が巡ってくるように、厳しい冬の後には必ず春が来ます。
人生という畑に涙の種を蒔けば、その種がいつか喜びの花を咲かせてくれる。
だからこそ、人生は忍耐と努力に尽きる。
それが90年の人生を通して得られた実感です」
90年生きて来られた方がおっしゃっているのだから、間違いないでしょう。
人生という畑に、どんな種を蒔くか…
喜びの花を咲かせるためには、人生は忍耐と努力、そして人に喜ばれる存在になる…
やはり、そこが大切なのでしょう。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
