おはようございます!
ある化粧品会社のお話です。
この化粧品会社は、新入社員が入社したその日に、ある課題を出します。
その課題とは「お母さんの手を洗う」
新入社員はみんな戸惑うそうですが、課題ですから、やらないわけにはいきません。
次の日、お母さんの手を洗った社員は、みな同じ感想を述べるそうです。
「こんなにお母さんの手が荒れているとは思わなかった…」
お母さん、ありがとう!という気持ちが自然に出てくるのです。
その後、その会社の社長さんは、新入社員に対して、こう言います。
「売り上げのことは考えなくていい。
お客様の手をお母さんの手と思って接して欲しい」
そう思って仕事をしていると、強引に売ってやろうとか、ちょっとオーバートークしてしまえ、という気持ちが絶対におきなくなるのです。
お客様が帰るときにも、店先に出てお見送りをします。
まるで、お母さんを見送るように…
この姿勢こそ、ビジネスがうまくいく秘訣なのではないかと思います。
売るためのテクニック…それも必要かもしれませんが、根底にはお母さんに接するように、という愛がなければ、テクニックも長続きはしないでしょうね。
今日は接する人すべてを、お母さんや自分の子供に接するように、優しい気持ちで接してみてはいかがでしょう?
今日も最幸の一日をお過ごしください!
