おはようございます!
結婚が決まった一人の女性のお父さんは、義足をつけていました。
娘の結婚式では、娘の手をとって式場に入りたいと思い、歩行の練習を始めます。
でも、娘さんはそんなお父さんの姿を婚約者に見せるのが嫌でした。
結婚式が近づくと、お父さんの練習はさらに熱心になって、どこからか白い運動靴を手に入れて歩行練習をしていました。
娘さんは思います…
「結婚式でお父さんが転んだらどうしよう…」
「その姿を見た嫁ぎ先の家族はどう思うだろう…」
迎えた結婚式当日。
練習の成果もあって、お父さんと歩くことができたのです。
でも、フォーマルスーツ姿のお父さんの足元が白い運動靴。
それが変に思われないか気になって仕方ありませんでした。
それから数年後。
お父さんが危篤になったという連絡を受け、病院に駆けつけます。
お父さんは娘さんの手をとりながら、こう言いました。
「お前は夫を大切にしなさい。正直に言うと、お父さんは結婚式でお前の手をとって式場に入る自信はなかった。
でも、お前の夫が毎日にように訪ねてきてくれて励ましてくれたんだ。
そして、転ぶと危ないからと、運動靴まで買ってきてくれたんだ」
それを聞いた娘さんは、胸がいっぱいになって、何も言えませんでした、
『世界でいちばん大切な思い』 イ・ミエ著より引用させてもらいました。
相手の親を思い、毎日のように励ます…
なかなかできることではないかもしれませんが、本当の優しさとはこういうことなんでしょうね。
昨日はダニエルへのお祝いコメント、メッセージありがとうございました!
皆様の優しさに感謝です。
僕、嬉しいにゃ!!
今日も最幸の一日をお過ごしください!


