おはようございます!
鹿児島県の知覧と言えば、真っ先に思い出すのは特攻隊。
カウンセリングを学んでいるときに教えてもらったお話です。
近所の冨屋食堂に、鳥浜トメさんという方がいました。
隊員たちからは、母親のように慕われていたのです。
彼女によると、隊員たちは最後まで
「どうして僕らは死なないといけないんだろう?」
「もっと生きてやりたいことがある」
などと話していたそうです。
なぜなら、自分たちが特攻しても、戦争には勝てないことがわかっていたから。
でも、そうすることが日本の発展のためになると信じて特攻していったそうです。
戦後、トメさんのところには飛行機トラブルなどで奇跡的に助かった人が訪ねてくることもあっそうです。
彼らはみんな
「仲間が死んだのに、どうして俺は…」
と泣きながら訴えるのです。
そんな隊員にトメさんはこう話したそうです。
「なぜ生き残ったのかを考えなさい。何かあなたにしなければならないことがあって生かされたのだから」
生き残ったのには、何か理由があるのでしょう。
今の時代、特攻なんてあり得ませんが、僕らがいまこの時代に生きていることにも必ず意味があるはずです。
感謝しつつ、今できることを心を込めてやること。
これが大事なことなんだと思います。
今日も最幸の一日をお過ごしください!

