おはようございます!
コヴィー博士の著書「7つの習慣」に載っていた…と思うお話を紹介させてもらいます。
電車の乗客はまばらで、皆おとなしく座っています。
ある駅で、一人の男性が子供たちを連れて電車に乗ってきました。
その子供たちは電車の中で大騒ぎを始めます。
それまでの穏やかな空気が台無しです。
子供が大騒ぎをしているにも関わらず、その子供のお父さんは注意ひとつしません。
ただボーッとしてるだけ。
さあ、こんな場面に遭遇したらどう思いますか?
きっと「注意しろよ!」とか「何やってんだ」、あるいは「自分が注意してやる!」とか思いますよね?
見かねたコヴィー博士がその子供のお父さんに話しかけました。
「子供たちを注意してもらえませんか?周りの人が迷惑してるんで…」
すると、その男性は驚いたように顔を上げ言いました。
「あっ、失礼しました…実は先ほど女房が亡くなって…この先どうすればいいんだろう、と考えてたので、気付かなかったです。すみません」と頭を下げました。
その瞬間、コヴィー博士は何も言えなかったそうです。
今まで迷惑だと感じていた光景が、事情を知って一瞬にして見方が変わったのです。
これがパラダイム・シフト。
先入観で勝手に決めつけたものの見方をする…
相手の事情を知った上で対処する…
できることなら、後者のほうがいいですよね。
ムカついたりした時は、一歩下がって相手の立場になって考えてみる余裕も必要なんでしょうね。
ダニエル君、舌を出して寝てるようにみえるでしょ!?
でもね…
そういう模様だった(笑)
これもパラダイム・シフト?
今日も最幸の一日をお過ごしください!


