おはようございます!
命の尊さ、普通に生活できることのありがたさ、そんなことを感じるここ数日。
ひとつのメッセージをシェアさせていただきます。
ひすいこたろうさんの名言セラピーから抜粋させてもらいます。
先日、私にとって、とても大事な18年来の付き合いの友人が亡くなりました。
彼女は3年ほど前から、治療方法も見つけ出されないような、とても難しい不治の病と戦っていました。
去年一度退院したときがあり、一緒にお食事に出かけました。
退院したのだから、よくなっているのかなと期待したのですが、久しぶりに会った彼女はこう言いました。
「ううん、状態はね、よくないんだよね」
いつ、どんなときも笑顔の人で、ジョークを交えて明るく話す人でした。
そして引き続きニコニコしながら、
「私はね、今はふつうの人の6割しか肺が機能してないんだよね。ふつうの人は疲れないような坂道でもほんとうに疲れるし…」
私はたずねました。
「でもそれは、治療をしていくとよくなっていくものだよね?」
「ううん。その治療法は見つけ出されていないから」
「じゃあ?」
「ゆっくりだけど、悪くなっていくしかないんだと思うよ。どれくらいかかるか、短いかはわからないけど、どんどん機能も衰退していって、最終的には心臓も動かなくなる。だから、私、あと何年生きられるかわからないんだ」
私は絶句して何も言えませんでした。
涙をこらえるのが精一杯でした。
でも彼女はそのあと引き続き語りました。
「でもね、私こうなって見えてきたいいこともあるんだよ。例えば、道端に小さな花が咲いているのを見るだけでもとても幸せな気分になる。
一日一日を大事に生きようって思えるようになったんだ。
大事なものは失ってみてはじめてわかるって言うじゃない?」
被災された方のために僕らができることのひとつ。
それは一日一日を大事に生きること。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
