悪魔が教えてくれたこと | 笑顔を引き出す心のスイッチ

笑顔を引き出す心のスイッチ

このブログを読んでくれたかたが、
ちょっとだけやる気が出た!
ちょっとだけ心が軽くなった!
ちょっとだけ笑えた!
と思ってもらえるようなブログになれば、と思っています。

おはようございます!


昔、悪魔がある町に現れて、こう言いました。


「今日から、お前たちのものをすべて俺は奪い取ることにする。

しかし悪魔にも情けはある。

明日までに残しておいてほしいものを一つだけ書き出せ。

それ以外のものは一切、俺が奪い去るからな」


と言い残して、悪魔はひとまず立ち去りました。


町の人は大騒ぎです。


「俺はお金だ」

「俺は食いもの」

「私は家だ」

「いや、私は名誉だ」

「私は宝石よ」


と、それぞれいろいろなものを書き出しました。


たった一つのものをあれやこれやと選んだのです。


さて、一夜明けてみると、その町にはなんと、たった一人の人間だけしかいなくなっていました。


たった一人だけ「命」と書いた人がいて、その人だけが生き残ったのです。




お金、家、仕事、名声、愛…

どれも大切なもの。


でも、それはすべて「命」あってのもの。


何かが手に入ったとか入らないとか、そんなことで悩んでいないで、命の大切さを考えよう!


そんなことを教えてくれるお話です。


※参考文献 『ほんとうの心の力』
中村天風 著



欲しいものが手に入ったら幸せ、でも手に入らなくても幸せ。


だって、命があるからね。


今日も元気に一日を迎えられたことに感謝です。


今日も最幸の一日をお過ごしください!