おはようございます!
この前お会いしたお客さん、27歳の若者君ですが、彼の仕事はプラント関係。
具体的には、工業用の煙突のメンテナンスが彼のメインのお仕事。
高さ200メートルの煙突に登り、煙突内部に異常がないか、調べるのです。
「200メートルの煙突にはしごで登るときは、当然命綱着けますよね?」
と聞いたら、なんと
「着けません。生身の身体で登ります」
えっ……
「なんで?なんで着けないの?」
「今まで事故が起きたことがないから着けないんです」
えっ……
最初はからかわれてるのかと思いましたが、事実だそうです。
もちろん、会社によって違うとは思いますが、彼の会社では一切着けないそうです。
風の強い日は、はしごもユラユラ揺れるそうです。
慣れない人が登ると、はしごの途中で恐怖で動けなくなり、救助されるケースもあるとか。
いや、それはそうでしょう。
仮に「200メートルの煙突にはしごで登れ!しかも命綱なしね!」と言われたらどうですか?
高所恐怖症ではない人でも、想像しただけで恐ろしいですよね?
彼にはしごを登るときの秘訣を聞いてみました。
すると彼はひと言…
「基本的に上を見ることと、恐怖心を忘れないこと」
もう慣れたから大丈夫!なんて思うと、足を滑らせたりするそうです。
だから、常に恐怖心を忘れないこと。
恐怖心を忘れないって言っても、嫌でも恐怖心感じますけど(笑)
はしご登りと人生を重ねるのはちょっと無理があるかもしれませんけど、常に前を向いて、恐怖心と戦いながらチャレンジすること。
その先に「やりきった感」がある点では似てる部分があるかも…と思いました。
でも、その会社の社長さん、命綱着けるように指示してくださいね!
今日も最幸の一日をお過ごしください!
