おはようございます!
空港の待合室で、彼女はクッキーを食べていました。
すると、隣の見知らぬおじさんが、いきなり手を伸ばして、彼女のクッキー缶からクッキーをひとつ取って食べ始めました。
彼女はびっくりです!!
何が起きたのかわかりません。
(今、このおじさん、私のクッキー食べたよね?)
彼女がもうひとつクッキーを取ると、またしても隣のおじさんが彼女のクッキー缶に手を伸ばし、1つ食べ始めました。
???????………………
彼女は怖くなりましたが、クッキーをしまうこともできず、黙々とクッキーを食べていました。
彼女がひとつ食べるとおじさんも一つ食べる。
そんなことを繰り返しているうちに、残すクッキーはあと一つ…
せめて最後の1個くらいは私が食べる!
そう思った瞬間、隣のおじさんの手が伸びてきて、クッキーをとってしまいます。
ところが…
そのおじさん、最後のクッキーを半分にし、彼女に半分のクッキーを差し出しました。
さぁ、ここまで読んでどう思います?
無礼なおじさんでもあり、ちょっとかわいくもあり…?
話は続きます…
飛行機に乗った彼女は、カバンの中を開けました。
すると…
あのクッキー缶がカバンの中に入っていたのです。
しかも、まだ封を切っていない状態で…
食べ終わったはずなのに、新品の状態で封を切られずに入ってる…
彼女はやっと気づきました。
さっき食べてたのは、隣のおじさんのクッキーだったんだと…
彼女のほうが、おじさんのクッキーを無断で食べていたのです。
おじさんは、自分のクッキーを食べられながらも、最後の一つを半分にして彼女に差し出してくれた、とても優しいおじさんだったのです。
一瞬「嫌な人」に見えても、実はとても「いい人」
勝手な思い込みで人を判断してませんか?
ということを、ジェームス・スキナーさんが以前教えてくれたお話でした。
この話はちょっと極端ですけど、一見苦手な人でも、付き合ってみると、とてもいい人だった、なんてことはよくあること。
勝手な思い込みで人を判断するのはやめましょうね!
今日も最幸の一日をお過ごしください!

