嫌なおじさん | 笑顔を引き出す心のスイッチ

笑顔を引き出す心のスイッチ

このブログを読んでくれたかたが、
ちょっとだけやる気が出た!
ちょっとだけ心が軽くなった!
ちょっとだけ笑えた!
と思ってもらえるようなブログになれば、と思っています。

おはようございます!


空港の待合室で、彼女はクッキーを食べていました。

すると、隣の見知らぬおじさんが、いきなり手を伸ばして、彼女のクッキー缶からクッキーをひとつ取って食べ始めました。


彼女はびっくりです!!

何が起きたのかわかりません。

(今、このおじさん、私のクッキー食べたよね?)
彼女がもうひとつクッキーを取ると、またしても隣のおじさんが彼女のクッキー缶に手を伸ばし、1つ食べ始めました。


???????………………


彼女は怖くなりましたが、クッキーをしまうこともできず、黙々とクッキーを食べていました。


彼女がひとつ食べるとおじさんも一つ食べる。

そんなことを繰り返しているうちに、残すクッキーはあと一つ…


せめて最後の1個くらいは私が食べる!


そう思った瞬間、隣のおじさんの手が伸びてきて、クッキーをとってしまいます。

ところが…

そのおじさん、最後のクッキーを半分にし、彼女に半分のクッキーを差し出しました。



さぁ、ここまで読んでどう思います?

無礼なおじさんでもあり、ちょっとかわいくもあり…?


話は続きます…


飛行機に乗った彼女は、カバンの中を開けました。

すると…

あのクッキー缶がカバンの中に入っていたのです。

しかも、まだ封を切っていない状態で…

食べ終わったはずなのに、新品の状態で封を切られずに入ってる…


彼女はやっと気づきました。


さっき食べてたのは、隣のおじさんのクッキーだったんだと…

彼女のほうが、おじさんのクッキーを無断で食べていたのです。

おじさんは、自分のクッキーを食べられながらも、最後の一つを半分にして彼女に差し出してくれた、とても優しいおじさんだったのです。


一瞬「嫌な人」に見えても、実はとても「いい人」

勝手な思い込みで人を判断してませんか?

ということを、ジェームス・スキナーさんが以前教えてくれたお話でした。


この話はちょっと極端ですけど、一見苦手な人でも、付き合ってみると、とてもいい人だった、なんてことはよくあること。


勝手な思い込みで人を判断するのはやめましょうね!


今日も最幸の一日をお過ごしください!