ひとりで出かけた山奥の川古温泉。

 

雨が強くなってきたので、屋根のある女湯の露天風呂でまったりとぬる湯に浸かって

午前10時にチェックアウト。

 

カーナビに「自宅」と入れて

月夜野インターから関越に乗ることにしました。

 

…あれ〜?

薄暗くて細い道。

昨日はこんな道通らなかったような…


嫌な予感がしたけれど、カーナビの通りに

深く考えず進入してしまいました

 

赤丸の地点で間違えました。

鋭角に曲がって迂回すべきところを直進して

しまったのです。


私が進んでしまった道


進むにつれて、地面には落石がゴロゴロ。

折れた枝や雑草に道が覆われています。

これはマズいんじゃないか…と思ったけど、

一本道でバックするわけにもいかず。


草ぼうぼうでわからなかったけど、

後からGoogleマップの写真を見ると、

右側はところどころガードレールが土砂に埋まっています。


実際には雑草と枯葉と枝と落石で

ほぼ地面は見えていませんでした。


下には赤谷川が流れている崖っぷち。

間違っても右側にははみ出せません。

左側は山の斜面から枝が張り出していて、

バキバキ車に当たる。

地面には落石があるので、

それをゆっくり避けながら進み、

しょうがない時はソロソロ踏み越える。

ガツン。

車体の下に嫌な音がする。

あーーーんやばいよ~ゲッソリ

変なところに当たってないといいけど。

 

もうちょっとだ、頑張れ!と

自分を励ましながら進みました。


くそったれカーナビによれば、

もうすぐ農道に出るはず。

そして県道に出られるはず。

 

やっと農道に出られる直前に

一時停車して撮った写真がコレ。



侮っていました。

各地で土砂災害が起きているというのに。


ここも夜中から激しい雨が続いていたので、

車にいつ落石があってもおかしくなかったです。

運が悪ければ私は夕方のニュースに出ちゃってたかもしれません。

 

県道に出て前にも後ろにも誰もいないので

ゆっくり走り、計器類に異状がないか確かめます。

ガソリンは漏れてない。

異常を知らせるランプも点灯してない。

 

少し先の「道の駅」で車を外側から点検。

めっちゃ泥んこになってるけど、

目に見える傷はありません。

(結構バキバキ枝が当たっていたので冷静に見たらあると思います)

タイヤにも特に異常はなさそうなので、

月夜野インターに向かうことにします。

 

どひゃー今度は豪雨です。

渋川伊香保辺りでは、

ワイパー最速にしても視界は真っ白。

マジか〜ガーン

緊張の時間が続きました。

 

危険なので車線変更せず、

ずっと真ん中の走行車線にいました。

なぜって一番左の車線だけ水捌けの悪い素材のアスファルトだったので、ハイドロプレーニングが怖いから。


埼玉県に入って雨が小降りになったので

上里SAに寄り、長めに休憩をとりました。

ホッとして飲んだコーヒーはおいしかった〜。

 

今思い出しても心臓の鼓動が速くなります。

自然を侮っては絶対にダメですね。

もっと慎重に行動しなければ、と深く反省しました。

それと「カーナビを疑え」ってことです。

山道を行く時は、あらかじめ地図を見てから

動くようにしないといけません。

 

以上。

自戒を込めて、恥をしのんで書きました。