出典が不明で申し訳ないのだけれど、
哲学者・國分功一郎さんはこうおっしゃっています。というか、ほとんどアレントの言葉を引用している部分なのですが。
(なぜ出典が不明かというと、以前に何かのサイトをスクショしたのですが、メモするのを忘れたからです。ほんまに申し訳ありません)
※文中のアレントとは、ハンナ・アレント(アーレントとも)のことです。
※読みやすいように、適宜行替えをしています。
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(…前略)
アレントを読み直していると、どうしても政治学の中で論じられていたアレントとは違う側面が目についた。
たとえば『全体主義の起源』のあとがきでアレントは「孤独(solitude)を論じている。
孤独とは私が私自身と一緒にいることである。
私は私自身と一緒にいることで私自身と対話する。そうした対話こそ、思考することに他ならない。つまり思考は孤独が必要である。
だが、自分自身と一緒にいることができない人がいる。その人はだから誰か自分と一緒にいてくれるひとを探し求める。
その時、その人が感じているものこそ「寂しさ(loneliness )」に他ならない。
寂しいとは自分と一緒にいられないということ、孤独に耐えられないということだ。
そして寂しさは人間にとって最も絶望的な経験である。
全体主義はこの絶望的な経験を利用したのである…。
(後略)
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私は時々、人から
「ひとりで暮らして寂しくない?」と聞かれることがあるけれど、それを聞く方はおそらく「loneliness 」の意味で聞いているのでしょう。
しかし、夫婦で暮らしていても「loneliness」を抱えている人はいるでしょう。
ひとり暮らし、ひとり旅、ひとり飲み、
ひとりご飯…私の日常です。
まったく寂しくないといえば嘘になるかな。
友達との時間はとても楽しいし、大切なもの。
けれど「solitude」も大事です。
自分にとって、孤独であることはとても重要です。
自分にとって必要だから、私はひとりでいるのです。
あんまり関係ないかもしれないけど、
おいしいつけ麺のお店には、男性のひとり客が多いですね。
なんでかな〜?
いっつも女は私だけ。
女性ももっとおいしいつけ麺を食べましょう?
つけ麺 神儺祁(ジンダギ)
麺の量は「中(250g)」
半分の量を食したあと、カレーを絡めた図
池袋駅からバスに乗って行く価値のあるお店です。