62歳の誕生日の少し前に書類が届き、
年金事務所に「年金裁定請求書」というものを提出しました。
年金には老齢年金、遺族年金、障害年金の3つがあり、
私はすでに遺族年金を受給しています。
30年以上自営業をしていて
国民年金を受給する資格がありますが、
65歳になってもらえる国民年金は、
最大で年額79万円です。
それに対し、現在受給している遺族年金は
月額にして約10万円。
どっちか好きなほうを選べというわけで、
書いたのが「年金受給選択申出書」です。
10万円>5万6千円
もちろん多いほうを選びますから
遺族年金です。
子どもがそれぞれ18歳になるまでは
遺族基礎年金も受給しました。
遺族年金は大変ありがたい制度です。
受給できていることには感謝しているし、
一生懸命働いて40歳で亡くなった夫にも
心から感謝しています。
私が昼も夜もしゃかりきになって働いて
なんとかなりましたが、一番お金がかかるのは
子どもが18歳になってからなんですよね。
2人とも出来が悪く、一浪して予備校→私大コースです
(自分もそうだからしょうがないけど)
奨学金という名の借金まみれにはさせたくなかったので、
子ども達が義務教育の間に必死に働き、株で儲けてお金を貯めていました。
娘とも息子ともガチで向き合って子育てし、
議論し、喧嘩しました。
ひとりで空回りしてたかもしれないけど、
毎日が真剣勝負のつもりでした。
さんざんすったもんだしましたが、
それぞれ望む道に進みました。
出来は悪くとも彼らなりに好きなことを究めたわけです。
結果オーライと思うことにします。
この20数年、電卓をたたいては
子らの進学費用と自分の老後の算段をしていました。
誰にも頼らず、これからもひとりで生きていくつもりですが、
月10万の年金では暮らせません。
やっぱりまだ仕事は細々続けるし、
株のトレードでたくさん儲けないと
自分好みの生き方はできそうにありません。
頑張らないと〜