今月から始まったNHK「虎に翼」が面白い。
実在する日本初の女性弁護士をモデルにしたお話です。
(私は連続テレビ小説が始まる午前8時にはまだ起きてないので、数日分をまとめてNHKプラスで観ています)
今日は、主人公の女学生が母親に無断で大学の女子部法科に願書を提出したところまで。
昨日の放送分で…
大学の法律の講義中、
「婚姻状態にある女性は無能力者である」という言葉は衝撃的でした。
明治民法では、妻という立場にある女性は「準禁治産者」と同じ状態にあったそうです。
「財産の利用、負債、訴訟行為、贈与、相続、身体に羈絆を受くべき契約(つまり雇用契約を結んで働くこと)」に制約があり、すべて夫の許可が必要だったそう。
ホントすごい時代だったんですねえ。
世の中は変わりましたよ。
オンナは自由になりました。
上記のいずれも、夫の許可なく行うことができます。(事前に相談とかは必要だと思いますが、法的には許可なく行えます)
誰にお金を貸そうが借りようが(借りないけど)何を買おうが誰に相続しようが全部自由。
あっ、そもそも私は婚姻状態にないので、
許可を得る相手もないわけです。
ちなみにお役所書類に「未婚・既婚・離別・死別・行方不明」などとあって、ひとつしか選べないので私は「既婚」を選べません。
たしかに夫はこの世に存在してないから仕方ないんですけどね。
女の自由で思い出しました。
10年と少し前、中途覚醒の睡眠障害で精神神経科を受診した際、
毎日飲酒しますと正直に申告したところ、高齢女性医師に
「なんですか!女がエラそうに『毎日酒を飲む』などと言うものではありません」
(エラそうには言ってません。聞かれたからフツーに答えただけです)
「あなたはアル中です。鉄格子の病室に入院してアルコールを断ち切らなければ、10年後には廃人になるでしょう」と宣告されました。
(ポカーーンと口を開けて返事もできず)
国立精神・神経医療センターというのが近くにあって
今からそこに紹介状を書くので、即入院せよとのことでした。
「いえ、結構です」と帰ろうとしたら、
「否認ですね」と冷ややかに言われました。
「はい、否認いたします。それではさようなら」
私は今のところ、幸い廃人にはなっていません。
入院しなくてよかった〜
週5日2合相当のお酒を飲みますが、たぶんアル中にもなっていません。
(予備軍であるとは自覚しているので、そこで踏みとどまっています)
今日は池袋でラーメンを食べたので、夜は軽くします。
「鶏の穴」
白鶏らーめん 玉子のせ
クリーミーな鶏出汁スープが美味
鶏もも肉も柔らかくておいしいです。
お昼がカロリー過多だったので、
晩は蒸し野菜とチーズで赤ワインにします。
自由って素晴らしい!