Clubhouseを始めて、おもにアート系のルームやジャーナリストによる時事問題のルーム(たとえば「わきまえない女」についてとか、在ミャンマーの日本人や在日ミャンマー人に現況についてインタビューする)などを聴いていた。

 

誰も何もしゃべっていなくて、一定の時間、心地よい音楽だけが流れる仕事用ルームもある。

 

 

この前の日曜の朝、娘が出勤する前に、

Clubhouseのclosed roomで試しに娘としゃべってみた。

(大阪で教員をしている娘の学校には、職員室に印刷機が一台しかないそうだ。

学級だよりや課題を印刷したり、持ち帰りが禁止されている生徒の作文・テストなど採点したりするために、彼女は機械が空いていて比較的電話が鳴らない土日も出勤している。)

 

「10分くらいならいいよ」ということなので、 最近観た映画の話などを少ししゃべった。

(ちなみに娘が観てよかったというのは「花束みたいな恋をした」で、私が観てよかったのは「ヤクザと家族The Family」だった)

 

 

娘「でね…前に先輩の家に行ってみんなでお酒飲んでたときね…」

(※コロナ前の話です。念のため)

 

先輩がこたつの中かどこかで靴下脱いだら、片っぽ見つからない。

それで同僚が「アレクサ、先輩の靴下を探して」と言ったら、

 

『はい。…Amazonで、靴下を、検索しています。

…この商品を、注文しますか?』

 

「きゃはは~ダメダメ。アレクサ、注文しないよっ!」

 

クレジットカードを登録してあるので、

勝手に先輩の靴下を注文できてしまう(笑)。

 

「あはは、アレクサ、油断も隙もないわね」と言ったらその瞬間に、

私が聴いていた音楽がふっと消えて

 

『ちょっと…よくわかりませんでした』

 

とアレクサが言った。

 

本当はちゃんと聞こえてわかってるくせに、わざととぼけた風だった。

 

うぇーちょっと怖いよ、アレクサ。