12月に入りましたね
私は今月誕生日です(どうでもいいですね)
みなさんこんにちは。認定講師の西岡奈美(FPナンシー)です。
今日は「資産運用は全体の資産を把握して考える」と言うお話です。
先日、あるご夫婦の
「老後に向けて資産運用方法を教えて欲しい」という
ご相談をお受けしていました。
その方の老後の資産をお伺いしていると
①預貯金
②不動産
③証券会社の残高(投資信託)
④従業員持ち株会での持ち株(積立中)
⑤確定拠出年金(企業型)
他は国民年金と厚生年金
ということでした。
相談者は③の証券会社の残高を老後までに増やすにはどうすべきか?
と相談に来られていました。
でも待ってください。
③の証券会社の残高を増やすよりも
資産運用するなら
この中にもっと効率的なものがありますね。
どれだかわかりますか?
そうです⑤の確定拠出年金です。
なぜなら
確定拠出年金内で運用して出た利益は課税されません。
③は通常、利益に課税されます(NISA口座を除く)
つまり、仮に同じ商品を③と⑤で運用したら
③の利益には20.315%課税
⑤は非課税なのです。
同じ資金を運用するなら
⑤で運用した方が良いですね。
この方は現在手元にある
①~③の資産を増やそうと運用を考えておられましたが
現在は手元にない資産で運用を考えた方がオトクでした。
資産運用を考えるときは
全ての資産を考慮して有利な方法を考えてみましょう。
キッズマネーステーションの講師になった4年前?
講師以外の仕事(相談や執筆など)はしたくない
と思っていましたが
最近は相談や執筆のお仕事も楽しくなりつつあります。
特に相談は
「今日来てよかったです」と言って貰えることが
嬉しいです
では!