皆様こんにちは!!
全ての方々に、FP3級程度のお金の知識を身に着けていただきたい!!~お金の花道~
第3週目は、唐沢祐香(からさわゆか)が
沖縄よりお送りします
各地に夏が到来していますね!
皆さま、くれぐれも熱中症には気を付けられてくださいね。
沖縄のほうが全国より気温が低いことが多いので「???」と思われませんか?
これは四方を海に囲まれているので、適度に空気が冷やされるわけですが、あくまで気温の話。
いざ一歩、直射日光の下に出ますと、その温度は軽く50度を超えることがあり、殺人レベルの日差しが肌を刺します。
本当に刺すかのような暑さ、いや痛さ!なのです。
日中に公園なんて行けません。遊具も触れることさえ危険ですか
ら。
なので、休日に子供たちを連れ歩く時は「水」のあるところを探し求めます。
といっても、なぜか海じゃないんです。
大体はプール施設か、
リゾートホテルの、日帰りでプールに入れてシャワールームや大浴場(タオル付き)が使えて、ランチも付いた「プール&ランチ」が人気
実は!
沖縄に住む人は(すべてではありませんが)、大抵は海で泳ぐのは1年に一度あるかないか。
海には行きますが、それは浜辺でビーチパーティーをするためで、泳がないのです。
日中の暑さもありますが、美しい海がいつでも目の前にあるからでしょうか。
でも、美しい海も、昔はもっと美しかった。ですから当たり前と思っていてはいけないですね!
そう、何事もあたりまえと思ってはいけないのかもしれません。
このご時世、安定していた収入も、あると思っていた資産も気づけばいつの間にか激減!ということが起きていますね。
ですので!
今、手元にある資金をどう守るかは非常に重要です。
増やすのも、目減りさせてしまうも、自分の知識次第。
ということで、本題です!!
「お金が倍になる算式」
PIXTAさんよりお借りしました
“お金が2倍になる期間”
が簡単にわかる便利な算式をご存じですか?
それは、
『72の法則』
といわれるもの。
あ、これなら見聞きしたことがあるかも知れませんね。
でも、実際にはあまり使わないので
「聞いたことあったようだけど忘れた~」
なんて方も多いかもしれません。
これが日常生活においてとっても便利なんです!
もう、この算式は今すぐ手帳やメモに記入して、そのうちさらっと使いこなせるようにしてくださいね
資産運用を始めるには「基礎知識」ですよ。
では、どんな算式かというと!!
「72÷金利≒お金が2倍になる期間」
(なぜ72なの?というようなことは聞かないでください。
数学的な証明は話が逸れていきますのでここでは「ああ、72ね」と記憶してください。)
使い方その1
「お金を借りる場合」
どの程度の速さで借金が2倍になってしまうか。
大抵この「72の法則」は、資産が2倍に増える計算の場合に利用されますが、「借金」が膨れる計算もできてしまう!
なので、とことん資産を守り、減らさないようにすることができます。
一例として、
金利18%でお金を借りた場合にこの算式に当てはめると
「72÷18=4」
約4年でお金(借金)が倍に!
金利12%でお金を借りた場合には
「72÷12=6」
約6年でお金(借金)が2倍になるということです。
ですから、消費者金融やローンでお金を借りる場合(100万円未満を借りる場合、法律上の上限金利である18%が適用される)や、クレジットカードの分割払いやリボ払いを利用する場合(通常12%~18%)に、どの程度の速さで、借りたお金が2倍になってしまうかが把握できるため、利用に慎重になることができます。
さて、もう一つの使い方
使い方その2
「お金を運用する場合」
自分の資産が倍になる年数を知る
金利3%でお金を運用した場合、何年で2倍になるか
「72÷3=24」
約24年で2倍になるということがわかりますね。
さらに、応用編として(でも一番使うかも)
使い方その3
「お金を2倍にする為に、何%で運用する必要があるか」
算式を
「72÷お金が2倍になる期間=金利」
と変形させます。
10年でお金2倍にしたい!!と思ったら、
「72÷10=7.2」となるので、金利7.2%で運用する必要があることがわかりますね。
さあ、ここまでで、賢いあなたは考えていることでしょう。
「今、私がお金を預けているところって何%?」
「預金100万円が200万になるのはいつ???」
一例を出しましょう。
高金利の0.3%(1年もの)
「72÷0.3=240年」
某有名銀行の5年定期預金0.06%
「72%÷0.06=1200年」
通常の普通預金0.001%
「72÷0.001=72000年」
借金や物価が2倍になるのはあっという間ですが
資産が2倍になるのにはそれより時間がかかるとなると、
一刻でも早く自分の「お金に」ついて真剣に向き合わないと資産はあっという間に目減りしてしまいます。
だからこそ、お金の知識を身に着けることは急務といえるかも知れません