今年度も引き続き第4週を担当する認定講師 柴田です。
もう間もなくゴールデンウィーク。
親子とも新年度の慌ただしさも落ちついたころかと思います。
この春、中学に入った息子はそろそろ入部届を出し、
ゴールデンウィークから部活も本格始動

親類からもらった入学祝いで必要な道具を揃える予定だけど、
足りないことが目に見えているので
何から買おうか本人ただいま思案中です。
今でこそ自分のお金(おこづかいやお年玉等)を使って
自分で選んだものを買いたいと言うようになりましたが、
以前、上の息子は本当にお金を全然使いたがらない子でした。
ほしい物がいろいろあって使いすぎる子は
どれを優先させればよいかがわかればよいので、
お金の上手な使い方は比較的教えやすい。
でも使おうとしない子は、考えて使うこと以前に、
なぜ使わなければならないのか気づいてもらう必要がある等、
むしろお金教育については難しいかもしれません

なぜお金のことを教えているかと言うと、
大人になった時に、自分で働いて稼いだお金を
どう使うか判断できるようになるため。
大人になったら欲しいものも必要なものも自分で買わなければ!!
必要なものですら手にいれられないと困る

自分で買ってまで欲しいものがないと言う
とにかくお金を使いたがらない息子には、
買って手にいれないと困るものもあると言うことをまず知ってもらおうと、
必要な文房具類をおこづかいから買わせるようにしました。
それでもお店でのやり取りが苦手なことも手伝って、
弟から拝借したり忘れた~で何とかやり過ごそうとしたりと

自分では買わずに済ませようとすることも度々ありましたが、
その都度、なぜ自分のものとして手にいれる必要があるのか、
そしておこづかいが何のためにあるのかという話をしていました。
それでも余ったおこづかいが貯まっていく一方ではあったので、
お祭りやちょっとしたお出かけの時に使いたいお金は
親や祖父母からもらうのではなく、そこから出すことを促していました。
おかげで貯めておけば後で自由に使えるお金もできると言うことは
比較的スムーズに理解できていたかな。
使いたがらない子には必要な物を買うのも任せてみて、
使うことも必要なんだと言うことに気がつかせる。
その上で欲しい物や自分で買いたいという気持ちが
出てくるのを待つと言うのも一つのやり方だと思います。
その子によって通る道も考え方も違うので、
今の時点でこうすべきではなく、
長い目で見て将来どうなって欲しいのか、
そのために今は何から伝えられるかで考えていきましょう。
それでは、また来月!