お金教育第一週担当草野麻里です。
さて、おこづかいをあげる必要があるのか?
という議論を今日は繰り広げたいと思います。
おこづかいに関しては、
一概には言えませんが、
①簡単な数字の計算ができる。
②比較的親の言うことを素直に聞く時期。
③お金に興味を持つ
この3つの要素が必要です。
となると、年長さん~小学校低学年程度というところでしょう。
早すぎない?
よく言われます。
年長さん~小学校低学年程度にお金をもらっても、
中々お店に行って一人でモノを買う機会もそもそも少ない、むしろ無かったりします。
だから断念。
しかし、そもそもおこづかいとは、自分の好きなものを買うためだけのものではない。
というところがポイントです。
①自分のためのお金(ニーズとウォンツ)
②人のために使うお金
③何かあった時のためのお金
この3つに仕分けすることが大事です。
我が家の事例を紹介します。
我が家は小学校1年生がいます。
年長のころからおこづかいを渡しております。
もちろん、田舎なので、これといって近くに気軽に子どもが買いに行けるお店もありません。
そして、欲しいものもあまりない・・・と言います。
あったとしても高額な妖怪ウォッチ、ブレイブボード、DSなど。
とてもじゃないけど、おこづかいからは難しいものです。
なので、日々の生活の中でのウォンツは見つかったら買えばいいと思い、
①の中でもニーズを大事にしています。
我が家のニーズに認定したものは、野球の月謝。
おこづかいの一部から習い事のお金を払っています。
③はいざというときのため、もしくは目的貯金です。
そして、②。
お金とは、もちろん自分の好きなもの、サービスを手に入れるために払うこともできます。
その上、お金は人のため、世のためにも使うことができる素晴らしいものです。
プレゼントがここですよね。
相手を思い、何が喜ぶかな、何が好きかな。
子どもがこんなことを考えてるって嬉しいですよね。
もちろんお金だけじゃないですが、わかりやすいカタチなんです。
我が子は今ここにお金を重点的に使います。
相手が喜ぶ姿が嬉しい!と小1ながらお金を人のために使う楽しさをわかっています。
おこづかい始めてみたくなりませんか?
おこづかいあげる必要があるか、ないか。
もちろん、家庭の方針によって変わってくると思います。
が、あげる価値はあると思っています。
大人になって、さぁ好きにお金を使いなさい。
それではお金をどう使っていいか、貯めていいか戸惑います。
経験値を積む。
そういった意味でもおこづかいは最適な教材です。
ぜひ試してみてくださいねー
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