お金の教育第4週担当の認定講師 柴田です。
近隣の田んぼは夏休み明けたらすぐが刈り入れ時ですが、
田植えの遅い小学校の田んぼは9月末になりようやく稲刈り

役員なので、例年のようにお手伝いしながら子どもたちのおしゃべりに耳を傾けると、
いつもより良く実っていたので刈るのも大変でさぼりがちになる子もちらほらと

そんな中、
「なんでこんな面倒なことするの?米ならスーパー行けば売ってるじゃん。」
と言う子が。
・・・それがどこからくるか、どういう手間がかかって作られてきてるかを
一部でも知ってもらいたくてやってるんですけど

普段、物を作りだすところをみることの少ない子どもたちにとって、物は店で手にいれるもの。
きっと店にはなんでもそろっているのがあたりまえで、手にいれるのは簡単だと思っているのでしょう。
今日、1時間弱ずつとはいえ稲刈りして、作る大変さを感じてくれた子が少しでもいることを願います。
お金がないならATMからもらってくればいいと言う子も似たようなもの

どうやって手にいれるものなのか、どんな風に世の中を巡っているものなのかを
伝え続けていくというのがやはり大切だろうなとあらためて思いました。
お金の動きが見えにくい時代にもなってるし、体験から知ることが少なくなってる分、
何を伝えるか意識しなくては!!
10月には小学校にもいくつか伺う予定。
お金の使い方や管理ももちろん大切だけど、
それ以前の労働の対価だって言うこときちんと伝えていこうと思いました。