お金を殖やすために、債券と金利の関係を知ろう! | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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すべての方々に、FP3級程度のマネーリテラシーを普及できたら…
キッズ・マネー・ステーションの女性ファイナンシャルプランナーたちが
さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

FP3級第四週担当の志甫真由美です。

2月も終わりですね。4月からの消費税増税に打ち勝つお金の知識をしっかり身につけていきましょう。

お金は、守るだけでなく、殖やすことも大切です。

債券とは、国や企業の借金です。お金を集めるために発行する借用証書といってもいいでしょう。

国や企業がお金が欲しい!と考えた時に、債券を買ってくれる人を募集するのです。

債券は、満期まで持っていれば額面金額でお金を受けとることができます。


満期前でも市場で自由に売買することもできます。

満期前の売買は、そのときの債権の価値により価格が変わります。

このとき、利回りも変動します。


債券価格が上がると、利回りは下がります。

債券価格が下がると、利回りは上がります。

債券価格と利回りは、常に逆の動きをします。


利回りは、景気にも左右されます。

金利が上昇すれば、債券価格は下がります。

金利が下がれば、債券価格は上昇します。



お金を殖やすための基礎となる部分です。

TVのニュースで、「金利が上昇してきています」と言っていたら、債券価格は下がっているんだななんて思い出してみてもらえたら嬉しいです。