第1週目担当の谷崎由美です
ようやく北陸地方も梅雨明けしました♪
これからが暑い夏本番ですね!
私は夏が大好きなので、これからがいろんな意味でフル回転です。
さて、暑いと言えば、NISA口座についての問い合わせが多くなってます。
それだけ金融機関の陣取り合戦(笑)が熱いという事ですね。。。
ところが肝心のお客様はよくわからないという質問ばかり。
ご年配の方々は、昔の非課税制度であった「マル優」を思い出し、少々混同されている方も多かったです。
マル優制度は、現在は遺族年金の受給者、障害者手帳んの交付を受けていらっしゃる方を除いては廃止されています。
非課税制度は、
①NISA
②確定拠出年金(個人型)
③確定拠出年金(企業型)
その他、マル優/特別マル優・財形年金/財形住宅があります。
一番非課税制度を使える対象者多いのはNISAです。
対象者は20歳以上という事で、全国民の80%以上が対象になります。
裾野が広いので、「貯蓄から投資へ」という、死語になりつつあるくらい投資が広まらなかったこの10年を取り戻せる起爆剤になるのでしょうか?
それは投資に参加する皆さんにかかっているといっても過言ではないでしょう。
そのために NISAを上手に活用できるようになりたいものです。
★対象者
①NISA・・・・・20歳以上の国内居住者
②確定拠出年金(個人型)・・・・国民年金愛1号被保険者
③確定拠出年金(企業型)・・・・国民年金第2号被保険者(会社で制度を導入している)
★限度額
①NISA・・・・年間100万円
②確定拠出年金(個人型)・・・・・自営業者月額68,000円/企業従業員月額23,000円
③確定拠出年金(企業型)・・・・・企業年金なしの場合月額51,000円/企業年金あり25,500円
★途中売却(解約)
①NISA・・・・・自由
②確定拠出年金(個人型)・・・60歳まで原則不可
③確定拠出年金(企業型)・・・60歳まで原則不可
★対象商品
①NISA・・・・上場株式・株式投資信託など
②確定拠出年金(個人型)・・・・預貯金・公社債・投資信託・保険
③確定拠出年金(企業型)・・・・預貯金・公社債・投資信託・保険
★非課税になるもの
①NISA・・・・配当所得・譲渡所得
②確定拠出年金(個人型)・・・・掛け金(所得控除・損金)/運用益:非課税/給付金:退職所得控除もしくは公的年金等
③確定拠出年金(企業型)・・・・掛け金(所得控除・損金)/運用益:非課税/給付金:退職所得控除もしくは公的年金等
となります。
投資は長期分散投資が基本ですが、10年以上先の投資効果など長期的に考えたら、NISAじゃなく、確定拠出年金を利用した方がトータル的なメリットがあるかもしれません。
セカンドライフを確定拠出年金、それまでのライフイベント資金をNISAを活用するなどして賢く制度を利用してくださいね♪
何回も申し上げますが、慌ててNISA口座を開設する必要はありませんから~。