小学1年生でおこづかいって早い? | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

キッズマネーステーション認定講師の鈴木さや子です。お金教育第1週担当です♪


早いもので、2012年も半分が過ぎてしまいましたね。今年年初にたてた目標のうち、半分も全然終わっていない事実に気がつき、慌てている私です…。


さて、先月は小4の長女の「おこづかい会議」紹介しました。今月は、小1の「おこづかい会議」についてお話しますね☆


ママセミナーや講演会などで、「小学校1年生でおこづかいって早くないんですか?」と訊かれることがあります。


私は、いつも「決して早いというわけではありません」とお答えしています。


理由は


・ママがお金を使っているのを見るだけでは、実践的にお金の扱い方が身に付かない

・お金を手に握り、渡したりもらったりする経験で、少しずつお金の価値が身に付いていく

・小さいからと言って、お金に触れる機会をなくすと、「お金」に対する正しいイメージが身に付かない


ただ次のような場合は、ちょっともしかしたら早いかも。


・いくらお話しても、お金をおもちゃのように扱ってしまう

・舐めたりかじったりしてしまう

・すぐに貯金箱から出してバラバラにして失くしてしまう  など


子どもの性格によって、「1年生だと早すぎる子」「幼稚園でも始められる子」など色々います。


まずは「おこづかい」にチャレンジしてから、向き不向き、早いかどうかを考えてもいいのでは?



ちなみに我が家の小1の「おこづかい会議」


1.子どもにできるお手伝いリストを作ってもらう

私「自分でやりたいなあ、できるぞと思うお手伝いを書きだしてきて」


2.そのリストをもとに、おこづかいポイント表を作る。

 おこづかいポイント表とは、各お手伝いにポイントを設定して、お手伝いしたら○をつけるというもの。

 1年生は小さな字が書けないので、1週間でA41枚という贅沢な作りっぷりです。


3.4つの約束をしました。


・必ず自分で○をつけること

・お手伝いは一生懸命やること

・一週間の合計は自分で計算すること

・忘れずにママに請求すること


おこづかいポイント表などの画像はこちらで紹介しています~。



先に書いたように、「おこづかい」のあげ方も、始める年齢も、お子さまの性格や家庭環境、ママの性格などにより千差万別。


我が家のやり方を紹介しましたが、ご家庭に合う方法が見つかるまで、色々チャレンジしてみてくださいね~。


鈴木さや子でした♪