第1週目担当の谷崎由美です
最近の様々な情報はとても便利ですが、そのものの成り立ちなどがわからないと情報に振り回されてしまいます。
最近は「こうしたらお得」というテクニックの情報が多いのではないかと、息子と話していて気がつきました。
第4週担当の宮川さんのブログにも教育についてコメントがありましたが、学校の勉強とは何のために学ぶか?ということです。
高いお給料をもらうため?そのためにはいい大学にいかなければならない←そのためにいい高校に行かなければならない←いい高校に行くためにいい中学へ…など、遡ると赤ちゃんから、何か習っているという状態ですが、お給料をいただけるという事は、当然利益があり、人のできない事をこなし世の中の役に立っているということです。
将来社会に役立つために学校で勉強をし、自分の光るものを見つけるために様々な勉強をする事だと以前開催したセミナー講師の岡本和久先生がおっしゃっていました。
先日、今年高校受験の息子が、苦手な数学の解き方を、塾で習ってきた時の話。
「今まで点数が取れなかった訳がわかった」というのです。
「今までは公式を社会の暗記のように覚えていただけで、応用問題が出たら、全くわからなかったけど、この前塾の先生に、方程式の成り立ちを教えてもらったら、応用問題も解けるようになった。それと、図形の証明も図形を作るところから勉強すると、簡単に解けるようになった。暗記力がなくても大丈夫」と、何だか得意げに話してました。
世の中にある仕事はすべて代行業(‐^▽^‐)
大工さんも家を建てる代行業、タクシーの運転手さんも車で移動してあげる代行業、レストランもおいしい料理を作ってくれる代行業、営業さんも便利な商品を探して紹介してくれる代行業。
自分で全部できれば、必要ないかも知れませんが、それはムリな話。
社会とは、お互いに人の役に立ちながら暮らしていき、将来の子供達にどんな社会を残したいか考ていける人たちの集まりです。
得意な事は、得意な人に頼み、報酬を適正に払うという当たり前の事を再認識し、デフレから脱却したいと思う今日この頃です。
世の中の法律やルールも何のためにあるのかを知り、情報に振り回されないようにしたいですね。
ルールを守る人ばかりになれば、法律はいらないのですから