
金沢もやっと夏らしいお天気になってきました

お子さんを持つ方によく聞かれるのがお小遣いについて

今月はこのお小遣いについて私の経験をお伝えしたいと思います。
夏休みに入り、子供達も部活等ありますが、私もいつもよりは子供と話をする機会も多くなる時期なのです。(どんな母親なんだ???)
先日子供達との会話に出ていたのが、小さい頃に実行していた「ポイント制」

私はお金の渡し方には、
定額制⇒やりくりを身につけさせる
報酬制⇒働くことを教える
交渉制⇒自分達の想いを伝え、賛同してもらう
という、考え方があると思っています。
年代によってお金についての教え方が変わっていきました

小さい頃は、とにかく素直なので、ポイント制で働く喜びを教えたような気がします。
昔あった「肩たたき券」ですね

いろんなお手伝いをポイントに設定して一覧表を作り、ポイントを稼いでいくのです。
当時は50ポイントで100円でした

肩たたきが2ポイント、足の裏を踏むのが1ポイント、ゴミ捨てが2ポイント、掃除が3ポイントなどいろんなポイントがありましたねぇ~

足の裏を踏むより肩たたきがポイントが高いので、2人とも肩たたきをしたがります

そこで教えないといけないのは、「肩たたきは一人しかいらない」ということです。
より上手な人が肩たたきをして、そうでない人は足の裏踏みにまわるのです。
そうするとポイントの低い足踏みは、肩たたきの2倍の時間を使わないと同じポイントを得ることが出来ません

子供ながらに、「お母さんどうやったら気持ちがいいの?」と2人とも一生懸命聞いてきました

その結果、働く(傍楽)傍を楽にさせて喜んでもらうということです。
お小遣いの渡し方に悩む相談も多いですが、お小遣いを通して何を学ばせたいかで手の打ち方は変わります。
今日のお話、ポイント制は報酬制:子供に「働(傍楽)くことを身につける」ということが目的でした

子供にお小遣いを考えるとき、何を教えたいか?
ここを押さえておけば、ある程度の年齢でどの手段を使うか整理が出来るのではないでしょうか?