第1週目担当の谷崎由美です
昨日の商品選びに続くようなんですが、相談の中で一番身近なのが「保険」です。
私は保険が好きというより、保険の仕組みが好きです。
何か偶然や突発的に事故が起こったとき、その損失をカバーできるようみんなで保険料を出しあうという相互扶助(お互いさま)という仕組みです。
ただその保険の仕組みのよさが正しく伝わっていないのでは?と相談の中で感じます。
「あの人がこれを勧めたから」「こんなのだったら入らなかった」と言う相談者もいらっしゃいます。
そんなときは、昨日の話も含め「あなたはどこまで、保険の手続きをしてくださった方にサイズを測らせましたか?」と聞くと「…」
「本当はLがぴったりなのに、都合の悪い事は隠して「Mをください」と言いませんでしたか?」
Mなら買うけどLなら買わないオーラが出ていませんでしたか?
販売が仕事の人は買ってもらいたいんです。
Lサイズだということを隠して購入したのにMが合わなかったと文句を言っているようなものですよ。
金融商品に関しても販売側だけが一方的に悪いわけではなく、知らない消費者もいけないと私の説教タイムが始まるんですよ~
私作成のライフプランと保険会社で作ってもらったライフプランが違う場合がほとんどです。
これは情報量、視点が違うからです。
それでもここまで来ると皆さん、情報量が違うから選択する商品も変わるということに自然に納得感を覚えます。
私は相談しながら、顧客が自立できるように支援していきたいと思うので、一人ひとりのアドバイスは違うし、怒る時は怒るし、笑うときは笑う!結構毒舌です
皆さんと私の時間を無駄にしたくはないので
それについてきてくださる私の顧客にいつも感心、感謝しています。
最近よく話題になるモンスターペアレント
「お互いさま」がみんなに正しく伝われば、お子さんの「個人賠償責任保険」なんてかけなくてもいいのになぁ~と何だか寂しく思う今日この頃でした。