職場のお盆休みもほぼ一巡し、
休み明けの、けだるーい日常をお迎えの方、
暑さもピークですが、ファイトぉ~、いっぱぁ~つ!です(^_^)v
さてさて、
今週は年金を主に、守りの資産形成をお話しています。
最近周りでよく、国民年金について、
「将来もらえるかどうかわからないから、
バカバカしくて払ってないわ。」
と言うのをよく聞きます。確信犯の“未納”というヤツですね。
確かに社会保険庁の不祥事の発覚が続き、
かなりイメージが悪いので、
今後、こういう方が増えるかもしれません。
しかし、ほんとうに現状の公的年金制度って、
あてにならないダメな制度なのでしょうか
そんなことありませーん!
国民の最低生活保障という目的の年金制度は、
終身(つまり死ぬまで)もらえます。
収入が途絶えた後、いつまで長生きしても、もらえます。
(長生きすればするほど、お・ト・ク)
しかも、公的年金は、障害保障や遺族保障といった、
保険の意味も兼ね備えた制度なんです。
こんな年金保険、他にありますか?
確かに公的年金制度では、相互扶助の観点から、
全員が全員得するワケではありません。
タイミングによって“掛け捨て”になる場合もあるのは、
事実です。
しかし基礎年金給付の財源の2分の1が国庫から出ている
という事実だけでも、その分お得と言えますよね?
年々平均寿命は延びている。
「現役時代はそんなに長生きするとは思わなかったから、
“年金のありがたみ”がわからなかった・・・。」
年輩の方とお話すると、皆さんこうおっしゃいます。
国民年金保険料は、毎年280円ずつアップしていて、
今年(H18年)度は、 13,860円/月
給付額はH18年度価格で、
年額=792,100円×保険料を払った月数÷480ヶ月
ということになります。
確かに年金保険料は安くはない、
定収のない方や学生の方は毎月々納めるのは苦しい
時もあるでしょう・・・
そういう時は、納付特例の制度を活用して、
できる時に、前向きに納めることをおススメします。
苦しい中でもコツコツと、
晴れて25年間の納付期間をクリアしたあかつきには、
国が終身保障を請け負ってくれるのです。
現時点ではあらゆる角度から見て、
公的年金制度は、
「最も優れた年金制度である」と言えます。
そしてなにより公的年金制度の基礎、
1階部分である国民年金は、日本国民は20歳から59歳まで
全員加入して保険料を払うことになっています。
公的に認められた場合以外は、払わないと、
滞納ってことになっちゃうんですよねーこれが…。
この第三週は、資産形成の見地から、
主に専業主婦や自営業の方の、国民年金についてお話してみました。
お勤めの方の厚生年金というのは、
国民年金に上乗せの2階部分になります。
公的年金制度はとってもフクザツなので、まだまだお話しきれ
ないこともたくさんありますが、
今後も「年の功」を武器に、
折りにふれてお話していきたいと思います。