ようやく納得できる色になったと思った相鉄新7000系ですが、マイクロエースの8000系の並べてみるとやっぱり違うんじゃないか?と思い、またしても塗り直すことになりました。
調色のイメージはこんな感じです。
1回目はスージーブルーの割合が多くて濃くなってしまい、2回目はその反省を生かして青22号の割合を増やしたところ色味が渋くなりました。そこで3回目(前々回の記事で紹介)は彩度を上げるためにスカイブルーも加えましたが、鮮やかすぎて違和感。結局スカイブルーは使わず、スージーブルーと青22号を1回目と2回目の中間くらいの割合で混ぜることで、マイクロエースの8000系によく似た色になりました。
おととしから去年にかけて製作したE231系900番台でも帯色の調色に苦戦しましたが、それ以上の苦労となってしまいました。
ボディ全体にブルーを塗装した後、帯の部分をマスキングしてライトグレーを塗装します。
帯の太さは1.25mmが適当です。1本ずつ幅を測って切り出すのは大変なので、1.25mmの目盛りを印刷した紙を用意しました。
目盛りに合わせてマスキングテープをカットすることで、均一な幅のテープを量産することができます。
切り出したマスキングテープを貼った状態。
前面は約0.7mmに切り出したマスキングテープをブラックフェイスの下に貼ります。角Rは2mmのスクリューポンチでくり抜いたマスキングテープを使用します。
ブラックフェイス全体をマスキング。屋根のRはコンパスカッターでカットしました。
シルバーで塗装した貫通扉も忘れずにマスキングします。
ライトグレーFS36495を塗装し、マスキングを剥がした状態。
大きなミスはなく、おおむね良好な仕上がりです。写真では分かりませんが塗り分け部が乱れている箇所があるので、タッチアップするつもりです。
前面です。こちらもいい感じですね。
貫通扉取っ手まわり、ブラックフェイス角Rは筆でタッチアップします。
マイクロエースの8000系と並べて色のチェック。今度こそ合格点と言って良いでしょう。