先週VABのクラッチオーバーホールをしましたが、今度はリコールが発表されました。

後退灯が点かなくなる恐れがあるということです。近々ディーラーから連絡が来るかもしれません。

 

 

さて今回は、久しぶりにNゲージの記事です。前々回の記事で書いたように鉄コレの相鉄車両を再塗装する調色レシピが決まったので、実際の製作作業に入りました。

 

新7000系と9000系の鉄コレを所有していますが、新7000系から手を付けることにしました。

7755Fを製作することにしました。

 

IPAで塗装剥離。

ここから妻面を加工していきます。クハ+モハの2両セットを8箱買い集めて編成を組んでいるため中間車は全てモハとなっており、サハを再現するには妻面の配管を削り取る必要があります。また、車両によってドアコックの位置が違うので、ここもあわせて加工します。

 

まず、加工前の妻面を見ます。

 

中間車はモハ7300がモデルで、横浜方にドアコック、海老名・湘南台方にジャンパ栓、パンタ配管、ステップが付いています。

 

クハは横浜方先頭車のクハ7700がモデルで、ドアコックとジャンパ栓が付いています。

 

これらをベースに各車両の妻面のディテールを再現すべく加工しました。

 

 

2号車 モハ7363、7号車 モハ7365

ステップを別パーツ化するためにモードを除去し、0.3mmの取り付け穴を開けました。パンタ鍵外し線が破損している車両があったため、0.3mmのプラ角棒で作り直しました。

 

4号車 モハ7364、9号車 モハ7366

2号車、7号車とはステップの取り付け位置が反転しています。

 

3号車 サハ7661、6号車 サハ7663

海老名・湘南台方はパンタ配管とステップを除去し、貫通扉をくり抜きました。

横浜方は無加工です。

 

5号車 サハ7662、8号車 サハ7664

海老名・湘南台方は余剰となったクハの妻面を移植。接合跡はウェーブの黒い瞬間接着剤で埋めました。

横浜方はドアコックのモールドを除去しました。

 

1号車 クハ7755、10号車 クハ7555

クハ7755は無加工。

クハ7555はジャンパ栓が無いためモハの横浜方の妻面を移植しました。

2両セット×8箱ではモハの余剰車が発生しないため、中古でもう1箱確保しました。

 

これで全車両の妻面の形態を再現できました。

ステップやドアコックの位置が車両のよって異なり、妻面のバリエーションが豊富です。

 

モハのステップ取付穴を開ける際には、プラ板で自作した治具を使用しました。

 

次はステップを取り付け、塗装作業に入ります。