約1ヶ月前、VABのクラッチペダルを踏むとギーッと音が鳴るようになりました。
音が鳴るだけで走行には問題ありませんでしたが、心配なのでその日のうちにスバルの正規ディーラーに持ち込んで見てもらいました。
結果、クラッチのオーバーホールをすることになりました。
音を出していたのは主にダイヤフラムスプリング支点(ダイヤフラムスプリング外周部とクラッチカバーの接触部)とのこと。
クラッチディスクが摩耗して厚みが減るとダイヤフラムスプリングの変位量が増え、支点部に負荷がかかりスティックスリップを起こして音が出るというメカニズムのようです。クラッチペダルも重くなるようです。
ディーラーの担当者の話によれば、プル式クラッチで起こりやすい症状だそうです。
クラッチディスクとフライホイールは摩耗はしているもののまだ使える状態とのことでしたが、せっかくの機会なので同時に交換してもらうことにしました。
最初は部品代と工賃合わせて約18万円の見積もりが出されましたが、購入した中古車店の保証が使えることになり、自己負担はクラッチディスクとフライホイールの部品代だけで済むことになりました。保証に入っていて本当に良かった。
この土日で、クルマをディーラーに預けて作業してもらいました。
同時にセーフティチェックをしてもらったところ、エアコンフィルターとエバポレーターが汚れていたので交換・洗浄してもらいました。
それ以外の不具合(オイルやクーラントの漏れ、ブーツ破れなど)はありませんでした。
費用は合計で約5万7000円。
オーバーホールを終えた車は、本当に同じ車か?と思うほどに快適になりました。
クラッチからの音が無くなったのは当然として、ペダルが軽くなって左足の疲労感が減りました。
それ以上に驚いたのは、明らかに発進がなめらかになったこと。以前は、発進時にあまり回転を上げずにクラッチを繋ぐとガガガッと振動することがありましたが、それが全く無くなりました。おそらく以前は、クラッチディスクとフライホイールが摩耗し表面に凹凸が生じ、締結時にジャダーを起こしていたものと思われます。
今後しばらくは安心して乗れそうです。(写真は先週筑波山で撮影したもの)