先日、ホビーオフで中古のトミカを3台買ってきました。いずれも廃盤品です。
一気に紹介すると長いので1記事で1車種ずつ紹介していきます。
BP型レガシィツーリングワゴン。2003年に発売された古い商品です。未開封品で、880円でした。
タカラと統合する前の「株式会社トミー」の表記があります。
パッケージは経年により傷んでいましたが中身は美品です。
BP型はレガシィツーリングワゴンの4代目で、2003年~2009年に販売されていました。
衝突安全性を向上させつつも徹底的な軽量化により先代よりも軽い車重を実現しており、軽快な走りが楽しめるとして現在でも高い人気を誇ります。
ボンネットにダクトがあるのでターボモデルの2.0GTと思われます。
エンジンはこの4代目から等長等爆エキゾーストマニホールドが採用され排気効率が向上(不等長サウンドが聞けなくなったと嘆く声もあるようですが)。ターボは先代までの2ステージツインターボに代わってツインスクロールターボが採用されています。
昔のトミカらしくヘッドライトはメッキパーツです。フロントグリルは近年のトミカと比較して造りが大雑把で、六連星エンブレムはただのシルバーの楕円形になっています。
リアもエンブレムの印刷はなく楕円形のモールドがあるのみですが、車名は印刷されています。
シャシーを固定するツメがナンバープレートを兼ねています。
サンルーフを装備しています。
また、近年のトミカでは省略されているドアミラーが付いています。
シャシー裏側のモールドもかなり大雑把。排気管とリヤデフ、フロントサスペンションのロアアームとリアサスペンションのリンクが何となく再現されている程度です。
上が今回購入したツーリングワゴン、真ん中が2010年発売のB4、下が2015年発売のレヴォーグです。だんだんとシャシー裏の再現度が上がっているのが分かります。
5代目レガシィB4(BM型)と一緒に。5代目では北米市場の要望を踏まえボディが大型化し車重も増加したため、4代目のような軽快な走りを求めていたユーザーからは不評を買うことになってしまいました。その後、4代目に近いサイズのワゴンとして2014年にレヴォーグが登場しました。