社会人になって約2週間が経ち、新しい生活にも段々慣れてきました。今はまだ入社したばかりなので、研修を受けたり先輩の業務に立ち会ったりすることがほとんどです。

 

さてこの前の土曜日、都内の中古ホビーショップでNゲージを購入しました。

 

グリーンマックスの西武6000系 副都心線対応車(品番30225・30226)です。西武の車両は初めて購入しました。中古品ですが非常に状態が良く、付属パーツや説明書は未開封でした。

西武6000系は合計25本が在籍し、そのうち2本が新宿線、他の23本が池袋線に所属しています。増備途中で車体材質が変更されるというビッグマイナーチェンジがあり、新宿線用2本を含む初期製造分の17本(6101F~6117F)がステンレス、後期製造分の8本(6151F~6158F)がアルミ製となっています。池袋線所属編成は西武有楽町線を介して副都心線・東横線・みなとみらい線と直通運転を行っています。

今回購入した製品は池袋線所属のステンレス車、6117Fがモデルです。

 

西武6000系はもともと前頭部がシルバーでしたが、池袋線所属車は副都心線直通対応工事の際に白に塗り替えられました。顔が白塗りであるということから、一部のファンからは「バカ殿」と呼ばれているようです。

 

左右非対称な正面デザインが特徴的ですね! 行先は「Fライナー 快急 元町・中華街」が印刷済みです。

レールとパワーユニットが手元に無いのでライト点灯状態をお見せできませんが、前照灯は電球色LED、尾灯は赤色LEDが使用されています(購入時に店頭で動作チェックしました)。

 

先頭部側面。西武鉄道のロゴはアルファベット表記なので、少し前の姿となります(現在は漢字表記です)。

ボディのシルバーは残念ながら単色表現で、質感の違いが再現されておらず物足りなさを感じます。マスキングして塗り分けすればリアルになるでしょう。

台車はボルスタレスですが、踏面ブレーキが両抱き式となっていてボリューム感のある造形となっています。

屋根上のアンテナはユーザー取り付けです。

 

クーラーは西武6000系用のCU722Aを搭載。これより古い製品ではAU75を流用していたようです。

ベンチレーターは残念ながら屋根と一体成型で、塗り分けもされていません。

 

パンタ周辺。ヒューズ箱はユーザー取り付けです。

避雷器は屋根と一体成型ですが、できればこれも別パーツにしてほしかったな…

 

6号車のモハ6600はパンタグラフ撤去跡が再現されています。

 

10号車のクハ6000は大きなラジオアンテナを搭載しています。

 

動力はコアレスモーターです。店頭で動作確認済みです。

 

床下機器パーツはモハは専用品が用意されていますが、クハとサハは流用品で実車と異なります。

 

パンタ付きモハ(モハ6200、モハ6500、モハ6800)の床下。
 

VVVFインバータは更新前のGTO素子のものを搭載しています。

 

パンタ無しモハ(モハ6300、モハ6600、モハ6900)の床下。

 

SIVには三菱のマークがモールドされています。

 

クハの床下機器は東急8500系用からSIVを切り取ったものが取り付けられています。

 

サハの床下機器は205系用からATC機器を切り取ったものが取り付けられています。

 

以上、西武6000系のレビューでした。あちこち手を加えたい箇所がありますが前回の記事で書いたように今は工作できる環境が無いため、しばらくは眺めて楽しもうと思います。