E231系900番台の完成後、205系山手線のディテールアップに取り掛かりました。
入線したのは昨年9月ですが、E501系やE231系900番台の作業をしていたため何も手を付けていない状態でした。せっかく予約してまで買ったのにほったらかしではもったいないです。とりあえず戸当たりゴム、ドアコック、ルーバー、乗務員扉へのスミ入れをサクッと済ませ、それから色差しと標記貼り付けを行いました。
窓枠はガイアカラーのダークステンレスシルバーで塗装しました。マスキングはしないで筆で塗装しました。
車番とATC標記は付属インレタ、所属標記、エンド標記、ドアコック標記は銀河モデルのインレタを使用しました。車番はヤテ33編成としました。
所属標記は2004年以前に見られた「東ヤテ」としました。
前頭部のFRP製の額縁はタミヤラッカー塗料のフラットアルミで塗装し、周囲のステンレス部分との質感の違いを表現しました。
また、乗務員扉の手掛けはトレジャータウンのメタルインレットで再現しました。最初からモールドしてくれれば良かったのにとも思いますが、手掛けの有無や形状は時代設定や編成によって差があるため、バリエーション展開を考えてあえてモールドしなかったのかもしれません。
弱冷房車標記は最初は付属のインレタを転写しましたが、青い枠がベースから剥がれにくいため図柄が欠けてしまい、綺麗に転写できませんでした。ビードに挟まれた狭い範囲に転写しなければならないためなおさら転写が難しいです。
そこで付属インレタはあきらめ、世田谷総合車輌センターのインレタを使用しました。こちらはスムーズにベースから剥がれる上にインレタ自体の強度も高く、綺麗に転写することができました。さすが値段が高いだけあって高品質です。
この弱冷房車インレタは様々な鉄道会社のものが収録されており、眺めているだけでも楽しいです。上から順にJR(大)、JR(小)、相鉄、都営地下鉄、京王(車体用)、京王(窓用)、京急、小田急(丸ゴシック)、小田急(角ゴシック)、東武、東急、名鉄、横浜市営地下鉄です。205系に使用したのはJR(小)です。
インレタ転写後、マルチプライマーを吹いてから鉄道カラーの半光沢クリアーで表面保護しました。プライマーを吹くのは、ホットスタンプ部分への塗料の乗りを良くするためです。
TOMIXの205系第3弾として、京葉線色の製品か発表がありましたね。山手線、京阪神緩行線と来て、次は埼京線か横浜線あたりかなと思っていましたが、京葉線しかも転属車とは意外です。