我が家にはTOMIXの209系1000番台(常磐緩行線)が1編成在籍しており、これまでに付属インレタの転写、ドアステッカーの貼り付け、床下機器の改造、一部パンタグラフの交換を行っています。
今回、これにさらにディテールアップを施しました。
銀河モデルのインレタを使用して、所属標記、エンド標記、ドアコック標記、乗務員室ドアのピクトグラムを再現しました。
窓枠はガイアのダークステンレスシルバーで塗分けました。最後に半光沢クリアーで表面保護しました。
先頭部分は特に標記が集中しているので、精密感が増します。行先はこれまで我孫子としていましたが、代々木上原に貼り替えてみました。
前面ステップの滑り止めは自作ステッカーです。
最近気が付きましたが、スカートは500番台のものを流用しているので実物とは少し異なるようです。
床下機器はスミ入れをして、VVVFインバータの蓋の一部をタミヤのクロームシルバーで塗装しました。
この種のVVVFインバータはもはや絶滅危惧種となっています。
高速度遮断器はタミヤのスカイグレイで塗装しました。
動力車の床下カバーは機器が無い部分をブラックアウト化しました。クレオスのつや消しブラックを筆塗りしました。
209系1000番台と70-000形の5号車を比較してみました。SIV非搭載のモハという点は共通ですが、209系1000番台ではコンプレッサーと蓄電池もないので床下はさらにスカスカです。
貫通扉はプラスチックの成形色のままだったので、シルバーで塗装しました。
室内床面は以前クレオスのニュートラルグレーで塗装しましたが、色が濃すぎるように感じたのでグレーFS36231で塗り直しました。
座席モケットはカモ井のマスキングテープで再現しました。一般席は座面が青鈍、背もたれが瑠璃、優先席は座面がマットグレー、背もたれがワインです。
代々木上原に停車中の209系1000番台。私は実車には1回しか乗ったことがありません。
209系は台車中心間距離が短くオーバーハングが長いため、曲線での車端部はみ出しが大きくなります。そのため、千代田線内の車両限界を満たすために雨樋端部が斜めにカットされています。模型ではここまでは再現されていません。
中央線に転属してからは中野駅で見かけたことはありますが、まだ乗れていません。先はあまり長くないと思うので乗っておきたいですが、東京で連日200人以上のコロナ感染者が出ている現状では、東京に乗り鉄しに行こうという気にもなれません。