おととし12月から製作を進めてきたKORAIL311000系 311x39編成がようやく完成しました!
それでは、各車両を紹介していきます。
SIV、CP、蓄電池を搭載する制御付随車です。
2号車 311139
主変換装置を搭載する中間電動車です。主変換装置は、更新前のGTO素子のものを再現しています。
3号車 311239
パンタグラフ、主変換装置、主変圧器を搭載する中間電動車です。
4号車 311339
これと言った特徴のない中間付随車です。
5号車 311439
パンタグラフ、主変換装置、主変圧器を搭載する中間電動車です。
6号車 311539
SIV、CP、蓄電池を搭載する中間付随車です。
7号車 311639
1000系中期抵抗車から改造された中間付随車です。車体は鋼製で、コイルばね台車を履いています。
この車両は時期によってドア部の塗装やクーラー形状に変化が見られますが、この模型は2013年~2015年頃の姿を再現しています。
8号車 311739
主変換装置を搭載する中間電動車です。模型ではこの車両が動力車です。
9号車 311839
パンタグラフ、主変換装置、主変圧器を搭載する中間電動車です。
10号車 311939
SIV、CP、蓄電池を搭載する制御付随車です。
次に、各部のこだわりポイントを紹介していきます。
1号車と10号車の比較。遮光フィルムの貼り付けパターンと窓下の手すりの個数が異なります。
屋上機器。赤茶色のポリマー碍子が目立ちます。
パンタグラフはTOMIXのPS22。高圧機器はTOMIX E501系ジャンク品のものがメインで、銀河モデルの碍子やKATOのジャンク屋根板に付いていた碍子も使用しました。配線は真鍮線とトレジャータウンの配管止めで再現しました。
クーラーはディテールの異なるものが混在している状態を再現しました。
今回は車端部のディテールにもこだわってみました。カプラーはTNカプラーを使用し、ツナギ箱も取り付けました。
床下機器の工作もなかなか時間がかかりましたが、特に形状の複雑な主変圧器で苦労しました。マイクロエースのE501系から複製した部品とプラ材からの自作パーツを組み合わせて作りました。
それでは編成を組んで走らせてみたいと思います。
快調に走ってくれました。「ついに完成したぞ~!」と感じる瞬間です。
前照灯はLEDに交換される前のシールドビームの状態をイメージして、電球色としています。
ステンレス車と鋼製車の混結は、かつての常磐線415系を彷彿とさせます。
ポイントもトラブルなく通過してくれて安心しました。
前作のE331系に続いて実車を一度も見ない状態での製作となってしまいましたが、ネット記事やYouTubeを見まくって資料を集め、なんとか完成までこぎつけることができました。いつか実車に乗りに行ってみたいです。
でも、その前に新型コロナウイルスが収束してほしいですね…