311000系の製作開始からだいたい1年2ヶ月が経ちました。もうそんなに経ったのか…

仙台市交1000N系は3ヶ月、E331系は9ヶ月で完成したので、これまでにない長丁場となっています。

 

今回は窓ガラスの取り付け作業の様子を紹介します。311000系の側面窓は内折れ窓となっているので、その窓サッシを塗装で再現します。

 

塗装前にマスキング。上はフルスクラッチで作った7号車用で、t0.3透明プラ板です。

下はそれ以外の車両用で、GMの東武10030系用のパーツです。種車として購入した10030系ボディのうち窓ガラスが付属していたのは2両だけだったので、不足する7両分は秋葉原のGMストアで買ってきました。

 

10両分の窓ガラスをマスキングし、シルバーで塗装します。

 

マスキングを剥がし、必要な部分を切り出します。

 

ゴム系接着剤で車体に接着してみましたが、サッシが思ったより太くなってしまいました。

 

実車と比べてみると、やっぱり模型のサッシは太すぎます。(実車写真はWikipediaより)

これでは満足できないので、面倒ですが塗装をやり直すことにしました。

 

塗装をシンナーを含んだ綿棒でふき取って軽くコンパウンドで磨いた後、前回よりサッシが細くなるようにマスキングします。

7号車用は新しいプラ板で作り直します。

 

今度は良い感じです。時間はかかりましたがやり直した甲斐がありました。

 

ドア窓にはt0.3透明プラ板を貼り付けました。

 

乗務員ドアの窓はあらかじめサッシが印刷されていたので、それをそのまま利用しました。

 

日本の通勤型電車は下降窓がほとんどで、内折れ窓はあまり見かけませんね。この内折れ窓が、韓国の電車たらしめる要因であると感じます。

 

全面ガラスの貫通扉はt0.3透明プラ板です。グリーンガラスを再現するため、クリアブルーとクリアグリーンを混ぜたもので塗装しました。中川ケミカルのIROMIZUを貼るほうが簡単かもしれませんが、これだけのためにIROMIZUを買うのはもったいないので、安く済ませるために塗装で再現することにしました。

 

10両分の窓ガラスを貼り付けるのはなかなか時間がかかりました。

 

美軌模型店に発注した部品はもう届いているので、これからはライトユニットの工作に着手します。